こんにちは
カウンセリングルームはぴっとの田中です。
いかがお過ごしでしょうか?
不登校のお子さんはある日急に目標を立てようとします。
しかし、その多くはうまくいきません。
例えば、「明日から学校に行く」と目標を立てても、朝になって起きられなくて結局行けなくなった・・・そんな経験ありませんか。
この時の子どもの気持ちとしては、本当に学校に行きたいのです。
「明日は行ける」と頑張ってみるのですが、朝になると結局起きられず、体が動かず、行けないのです。
同じように、不登校のお子さんは目標を立てようとして、行動するものの、理想が高すぎたり、一発逆転のような無謀な目標を立ててしまうために、かえって達成できなくなります。
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適切な目標を立てるために必要なものって、何かわかりますか?
それは今の自分の状態を適切に把握していくことです。
よく目標を立てるときに、「ワクワクするもの」とか「自分がなりたいと思えるもの」が必要だといわれますが、一番大切なのは自身の今の状況を適切に把握することです。
それができないと目標を達成するために必要なプランニングができません。
そして、不登校の子どもは、学校に行けないということに対して罪悪感や劣等感を抱いていています。
「学校に行けない自分はダメだ」と思ってしまいます。
このように感情が揺れ動いてしまっているとき、冷静に自分の状況を見ていくことは非常に難しくなります。
しかし、心の中では「このままじゃだめだ。なんとかしないと・・・」と思ってしまいます。
そこで、一発逆転のような「これが達成できないといけない!!」と思って、現状に合わない計画や目標を立てようとしてしまいます。
そして、まったく乗り越えられず、自信を失くし、一層自分の殻に閉じこもるようになります。
問題なのは、「こんなこともできないの?」と思ってしまう周りの目です。
昔は学校に行ったり、友達と会うことは普通にできました。
しかし、今となってはそれが全くできなくなってしまったのです。
その理由は、またどこかでお伝えしますが、大人になろうとする段階で、心が大きく変化し、その変化の出方が学校と合わなくなったからです。
そのため、以前は普通にできていた「学校に行く」ということが今となってはその子にとって非常に苦しくなっています。
だからこそ、まずは子どもがなぜ学校に行けなくなったのかを親の方が理解していくことが大切なのです。
まずは一緒に状況を整理して、今のお子さんができるところからスタートしていくことが大切です。
そこから一歩一歩、お子さんの無理のない範囲で一緒に歩いていく・・・そんな関りができるといいですね。
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