こんにちは
カウンセリングルームはぴっとの田中です。
いかがお過ごしでしょうか?
今回はリストカットの子に対するお話です。
リストカットを改善するのは正直、かなり大変です。
半ば依存症になってしまっているので、嫌なことがあったり、つらいことがあると、剃刀を見たらすぐに手首を切りたいという衝動に駆られてしまいます。
依存症のように癖づいた場合は、糖質除去の食事療法が有効ではないかと考えています。
ただ、それは栄養療法に詳しい医師に診てもらった方が良いですし、そうではないリストカットの子もいます。
今回は「そうではないリストカットの子」についてお話をしていきます。
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リストカットをする子の中には、いろんなタイプのお子さんがいます。
とある先生から聞いたケースでは「友達の間でリストカットが流行っていて、やっているうちに辞められなくなった」というものもあります。
リストカットはある子にとっては快感を伴います。
タバコやお酒とよく似ているかもしれません。
ある人にとっては不快なものですが、ある人にとっては快感を伴うものなのです。
リストカットをするには、するだけの意味があります。
まずはそこに目を向けてみることが大切です。
特に繊細な不登校のお子さんの場合、いろんな人の思いや苦しみや空気みたいなのが体の中に入ってきて、心も体もパンパンになってしまうことがあります。
そうした場合、パンパンになったものを外に出すために、リストカットを選択する子もいます。
また、不登校になって「自分はもうだめだ。生きている価値がない」と強く自責の念を駆られているときに、「自分を罰するために」衝動的に手首を切ってしまう子もいます。
ちなみに「暇つぶし」で始める子もいます。
リストカットの場合、始まった経緯やきっかけをしっかりと丁寧に聴いていくことが大切です。
その上で、大切な対応としては、リストカットをした時のその子の思いをどれだけ丁寧にくみ取れるかです。
よく「そんな姿見たらお母さん辛いからやめて」という風に子どもに言う方法がありますが、正直その方法は半々です。
リストカットがなくなる場合もあるし、余計に悪化することもあります。
大切な視点は、リストカットがその子にとってどんな意味を持っているのか、ということ。
そこに注目していくことが、実はリストカットを止めさせていく近道ではないかと思います。
その意味については、どうぞ専門家と一緒に考えて行くことが大切です。
もちろん、私も一緒に考えて行きますので、お悩みの方はぜひはぴっとのカウンセリングをご利用ください。
ではでは、今日はここまでです。
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