不登校の子どもを精神科に連れて行くと、大抵は大きな抵抗にあいます。
それは不登校そのものは病気ではないからです。
そのことは子どもたちが一番わかっています。
しかし、次のような症状がある場合は、精神科の受診をお勧めします。
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それは、急に周りに怯えだしたときです。
しかも、その訴えが理解を超えている場合は、精神科の受診をお勧めします。
具体的には、どんな状態かというと、
・部屋のドアや窓の隙間にガムテープを貼っている
・盗聴器が仕掛けられている、見張られているという
・声が漏れているという
・殺せとか自分をバカにする声が聞こえる
・隣の家の(知らない人)がストーカーしてくる
などなど。
こういう状態が見られるようになると、できれば精神科に見てもらい、適切な処置が必要となります。
ただ、問題はお子さんは絶対に病院には行こうとしないことです。
その場合は、まずはお母さんとお父さんが病院に相談に行くことから始めます。
病院がわからない場合は、保健所や精神保健福祉センターへ相談に行くとよい病院を紹介してくれます。
もし、病気の可能性があれば、お薬を服用することで改善できる場合があります。
一方で、病気じゃなかったとしても、それはそれで医療以外の支援があるという意味で、大切なことです。
支援を行う際に、アセスメントというのがあります。
ようは相手を理解していくことなのですが、アセスメントのポイントは「もしかして〇〇じゃないだろうか」と仮設を立てていくことです。
そして、その仮設を一つ一つ潰していき、「この人はこういう人だ」ということをクリアにしていくのです。
ここでの病院に行った方が良いというのは、「この子は精神疾患があるから病院で治療を受けるべきだ」という意味ではありません。
「もしかしたら、精神科にかかるような病気があるかもしれない」という仮説のもとに、実際に医師の意見を聞いて、その子の理解のヒントを見つける姿勢が大切なのです。
もし、病気であれば治療が受けられる体制を作る、病気じゃなかったらそれ以外の方法を考えていく。
そうした視点で、精神科を考えてみてください。
また、どうしていいかわからない場合は、専門家に相談するのも手です。
はぴっとでは、そういった相談もぜひ引き受けています。
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ではでは、今日はここまでです。
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3クール目は進路やキャリア教育、自立についてを中心にディスカッションをしていきたいと思います。
もちろん、その時その時の疑問についても一緒に考えて行き、「親に今できること」も探していきます。
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