もう11月も第1週目が終わろうとします。
いかがお過ごしでしょうか。
私は明日は第一高等学院のセミナーの準備で大慌てをしているところです。
↑クリックすると、申し込みページにジャンプします。ZOOM開催です。
また、不登校支援プログラムの作成にも追われていたりと、忙しいですが充実して過ごしています。
この時期は進路で悩むお母さん方、先生方が非常に多いと思います。
そして、残念なことに大抵は「普通の高校は難しいから通信制で」となってしまったり、最悪は何も進路指導ができないまま終わってしまうケースも少なくありません。
※ ここで一つ言っておきたいのは、通信制高校がダメだというわけではありません。ただ、「普通の高校は難しいから」という理由で通信制高校を選ぶことが問題だということです。もし、通信制高校を選ぶのであれば、サポート校付きで不登校支援に熟練したところを選ぶことをお勧めします。
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お子さんの進路決定をしていく上で、一番大切なのは親子関係がどれくらい回復しているかと言うことが挙げられます。
せめて、子どもとは気軽に雑談できるような関係になってほしいところです。
その上で、子どもが自身の進路に向き合えるように支援をしていくことが大切です。
もし、子どもとの関係が悪く、話もできていない状態であれば、まずは関係の回復に努めてください。
昔、不登校になって30歳過ぎてやっと正社員になった人を私は知っています。
不登校で高校行けなかったけど、高卒認定試験をとって大学に通い、就職して結婚をされている方もいます。
「時間はかかってもこの子が将来生きていく力を身に着けていくためにはどうしたらいいか」
この視点をもつことが大切なのです。
関係の改善の仕方ですが、目安は子どもが部屋から出てくることです。
そしてお母さんやお父さんとあいさつができるということです。
そのために必要なのは、家の中が子どもにとって快適かどうかです。
そのためには家の中をきれいにする。
また、7つの致命的習慣を使わないこと。
→７つの致命的習慣とは、「こうすれば相手はこう動くだろう。相手をこうしないといけない」と相手をコントロールする考え方によって生まれる価値観や言動です。
代表的なものに「批判する、責める、罰する、脅す、ガミガミ言う、文句を言う、言うことを聞かして褒美で釣る」という７つの言動があります。
また、挨拶をしっかりと行う。
将来のことはとりあえず聞かず、雑談に努める。
明るい雰囲気の家庭を作っていく。
夫婦で仲良くする。
こういうことが挙げられます。
そして、なんといっても大切なことは、子どもの心情や今の状態を理解し続ける姿勢です。
これが根底にあると、次第に子ども自身が「変わろう」と自分と向き合うようになります。
こうした変化が出てきたときに、親は焦ってしまって「将来どうする？」と聴いてしまいがちですが、親子関係の回復期ではその言葉はまだタブーです。
親子関係が良くなってきて、家の中が明るくなると子ども自身にエネルギーが戻ってきます。
その時に子ども自身が「暇」という言葉が出てきたときに、ちょっとだけ背中を押すことが大切です。
今はまだ無理と言うことであれば、少し遅れて進路を考えるということも大切です。
子どもの頑張りのペースに沿うことが不登校解決の一番の近道なのですから。
そのコツやポイントについては、来週土曜日から開催される
でお話しします。
一緒に子どもの将来にできることを考えてみませんか？
ではでは、今日はここまでです。
↑大好評のグループワークです。日を追うごとに参加者が増えつつあります。
３クール目は進路やキャリア教育、自立についてを中心にディスカッションをしていきたいと思います。
もちろん、その時その時の疑問についても一緒に考えて行き、「親に今できること」も探していきます。
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11月7日開催「不登校・ひきこもり」子どもたちの理解と支援
「第一学院高等学校・広島キャンパス」にて、ZOOMでの不登校のセミナーをさせて頂きます。外部の方も参加OKとのことです。
詳しくは上記のタイトルをクリックしていただければ、案内のページにジャンプします。
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2020年11月15日開催竹の子会主催の不登校セミナーin愛知
「学校に行かない？行けない？不登校の子どもの心を理解する３つのポイント！」
というタイトルで、お話をさせて頂きます。
愛知県豊田市にて開催されます。参加費3000円です。
関わったお子さんの事例もお伝えし、不登校の子どもたちの不思議な世界をお話したいと思います。申し込みは上記のリンク先よりどうぞ。
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選択理論心理学会 神戸支部研究会
書籍のご案内
子どもが学校に行けない理由がわかるようになる本です。
「不登校はチャンス～生きる力を育てるために親ができること～」
また、カウンセリングも随時受付中です。
↑無料でできるプチカウンセリングです。
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お子さんの状態に即した対応法が手に入ります。
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