カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。
ブログの更新がなかなかできませんでした。
明日、ある高校の不登校のセミナーの準備のために、かなりバタバタしていました。
ありがたいことですが、資料を作成するのにかなりのエネルギーを使い果たしてしまいました・・・。
その分、多くの方の幸せに貢献できるように、明日は望みたいと思っております。
さて、今回は不登校の子が「おなかが痛い」と訴える理由についてお話をしたいと思います。
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よく頭痛や腹痛は、「心のSOS」や「ストレス反応」と言わています。
しかし、不登校のお子さんは、学校で思いたるストレス要因が見当たらないのに、ある日頭痛や腹痛を訴えることがあります。
いじめられてもないし、クラスでも友達とうまうやっているし、人間関係で困っている様子もない。
また先生とも関係はいいし、勉強で悩んでいる様子もないし、家庭もいたって普通。
そういう表面上は問題がないのに、ある日急に「おなかが痛い、頭が痛い」と保健室に行くようになる子がいます。
多くは保健室で少し安んで、教室に戻り、不登校にならない子もいます。
しかし、そのまま家でも腹痛や頭痛を訴え、学校に行けなくなる子もいます。
ここで考えたいことは、何が「ストレス」かと言うことです。
ストレスとなるものがなければ、本来は腹痛や頭痛といった「心のSOS」は出てきません。
つまり、どこかにストレス要因となるものが存在するということです。
さて、それは何かというと、「学校に合わない性格や気質」です。
ちなみにこれはある程度生まれつきで決まるものと考えています。
不登校という基準に照らし合わせて言えば、
三通りの人がいます。
1.学校で全くストレスなく過ごせる人
2.学校である程度は適応できる人
3.学校で過ごすのに人一倍エネルギーが必要な人
昔からこの3パターンに分かれます。
誰か統計を出してほしいと思っているのですが、私の推測では、「2.学校である程度は適応できる人」が大半であり、1割ずつ「1.学校で全くストレスなく過ごせる人」「3.学校で過ごすのに人一倍エネルギーが必要な人」がいるのではないかと思います。
割合は完全に私の推測ですが、ここで押さえておきたいのは、「学校で過ごすのに人一倍エネルギーが必要な人」は昔からいたということです。
そうした学校で過ごすのに疲れやすい人は、みんなが普通で過ごしている中、知らず知らずのうちに脳が疲弊してしまいます。
脳が「もう疲れているよ」というサインを出そうとします。
そのサインがある子では「腹痛」や「頭痛」であったり、ある子では「朝起きれない」というものであったりします。
つまり、「心のSOS」とは、子どもが生まれつき持っている、学校の合わない自分が、学校と無理やり合わそうとした結果、ストレス反応として現れてくるものだということです。
(ちょっとわかりにくい表現ですみません)
人によっては大丈夫だけど、別の人にとっては全く大丈夫ではないということはよくあります。
だからこそ、心のSOSが出てきたときは、「なぜ出てきたのか?」を考えてみること、理解してみることがとても大切だと思うのです。
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