こんにちは。
カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。
昨日、不登校の子どもを理解するためのグループワークの2回目が無事に終了しました。
お母さん方の成長や変化が見られ、「久しぶりに子どもと話をした」という声を聴くことができました。
私のカウンセリングやグループワークに参加すると、かなりの割合でお子さんの変化が見られるようになります。
私は子どもが変わったのだろうとは思わず、お母さん自身が大きく変化したからだと考えています。
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不登校は「子どもが変わるだけで解決する」ということはほぼないと考えています。
親自身が大きく成長が見られないと、子ども自身は成長ができません。
私のカウンセリングでは、お父さんやお母さんが子どもの不登校を理解することを落として成長するヒントを提示し、一緒に考えます。
「すぐに子どもが学校に行けるようになる方法を教えてほしい」というニーズには残念ながら答えることができません。
しかし、「子どものことを理解し、将来生きていく力を身に着けられるよう、親にできることを考えたい」というのでは、大きな力になれる自信があります。
実を言えば、不登校のゴールは学校に行かせることではありません。
社会に生きていく力をどう育むか、という視点で考えなければ、不登校を解決することは難しいでしょう。
そのために一番の近道であり、地に足をつけた方法が「子どもを理解すること」なのです。
子どものことが全く理解できなければ、実のところ、どんな支援も困難です。
しかし、子どものことを理解できるようになるにつれて、どんな支援、心構えでいればよいかが見えるようになります。
そうした関りをしていくと、お父さん・お母さんの人間性というか心が大きく成長します。
そうなると、子ども自身も一気に成長していきます。
親子は相乗効果があるというのか、家族そのものの力が発揮されるという感じでしょうか。
それが不登校解決の大きな近道となるのです。
残念ながら、グループワークはすでに満員御礼となっています。
そのため、8月か9月ごろに出版記念セミナーの開催と、ちょこちょこと不登校の少人数セミナーを開催していきたいと考えています。
また、その時はブログ等でお伝えしたいと思います。
書籍のご案内
子どもが学校に行けない理由がわかるようになる本です。
「不登校はチャンス~生きる力を育てるために親ができること~」
また、カウンセリングも随時受付中です。
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