こんにちは。
カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。
今回も発達障害についてお話をしたいと思います。
前回は大人の発達障害の人たちが増えている理由についてお話ししました。
社会は学校とは全然違います。
学校では何とか問題なく過ごせたとしても、社会に出た瞬間に崩れてしまい、心身不適応になってしまうことも珍しくありません。
その時に、職場不適応の原因を調べていくと、発達障害に行きつくことがあります。
発達障害という診断がつくと、ある人は「やっぱりか」と思うでしょうし、「え?」とショックを受けることもあります。
今回は発達障害という診断名がついたときに、やってほしいことについてお話をしたいと思います。
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発達障害という診断名がついたとき、まずやってほしいことは「自分を正しく理解し直す」ということです。
発達障害を持っていると、普通の人ができることができないし、逆に普通の人ができないことができることがあります。
そのため、発達障害を抱えている人たちは、「なんで自分は人と違うのか?」とわからない疎外感に陥ります。
逆に疎外感をなかなか感じることができない人もいます。
人と共有できない辛さというのが発達障害を抱えている人たちにはあるのです。
そして自身の感覚を理解してもらえないからこそ、相手と距離をとるようになります。
相手と理解しあうということを心のどこかで諦めてしまうのです。
そうなるとより一層自分自身のことがわからなくなってしまいます。
人は人との関りなしでは自分のことを理解することはできません。
そのため、どこか自分のことがよくわからないまま、「なんで辛いのだろうか」「なんで苦しいのだろうか」というしんどさを抱えながら生きていくことになります。
「私は発達障害だから人と理解しあえないんだ」というわけではありませんが、もし発達障害の診断が出された場合、一度「発達障害」を基準にして自分のことを振り返っていくということが大切かと思います。
「ああ、だから自分はそういう感じ方や捉え方をするんだ」というものが見えてくると、それが自己理解につながってきます。
私自身、発達障害を抱えてきていると自負していますが、発達障害をベースとして自己理解がかなり進みました。
そして、自己理解ができればできるほど、多くの人は「発達障害の人が抱える生きづらさや苦しみを理解してくれない」ということも理解できるようになりました。
実はこの理解が私の臨床のベースにもなっていて、私は非常に助かっているところがあります。
自分のことを理解できるようになると、自分のことをコントロールすることができるようになります。
また、物事の見方も広くなってきます。
なんというか自分に適した生き方ができるようになってきます。
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ここまで読んで頂いてありがとうございました。
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