こんにちは。
カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。
このブログや書籍の中で、私は不登校の原因を「生きる力の弱さ」と説明しています。
さて、生きる力とは何でしょう?
いろんな見方や捉え方がありますが、生きる力の一つに「その人らしく考えて行動を解決する力」があると思っています。
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不登校のお子さんの多くは、自分らしく考えて解決することができません。
ここで「自分らしく」というのがキーワードです。
「自分らしく」というのは、「自分の考えや意見を持って」解決するということです。
例えば、不登校のきっかけの多くは人間関係といわれています。
その中身を見てみると、不登校のお子さんの場合、「友達に言い返せない」「自分の思いを伝えることができない」というケースが非常に多いのです。
中にはお父さんやお母さんにも言い返せない子もいます。
なぜ言い返せないかということ、「自分が育っていない」からです。
親の中には、「子どもに有無を言わせないのが理想の親の姿だ」という人もいます。
そのやり方を否定するつもりはありません。
ただ、将来、社会で生きていくとき、自分の気持ちや考えが全く育っていないと、かなり苦労します。
なぜなら、社会にはルールや基準というのがほとんどないからです。
また、人はそれぞれ自分の考えを持って仕事をしたり、日常を過ごしています。
そうした人たちと考え方や価値観が違っているために、ぶつかることも少なくはありません。
その時に、「自分が育っていない」と心がつぶれてしまうのです。
不登校とは「これ以上自分を殺すのか?」という心の中から出てくる強いメッセージであると考えています。
つまり、やっと出てきた「自分らしさ」の極端な表れなのです。
過去、不登校支援をしていると、うまくいけばいくほど、子どもたちが「自分らしい考え」を言えるようになってきます。
その都度、親も成長していきます。
それは「生きる力」を育てていくことにつながります。
ちなみに、子どもが自分らしく親に犯行できるのは、中学生から高校生の間くらいまでです。
そう考えると、不登校というのは子どもが成長するための最大のチャンスではないかと思います。
不登校の本当の解決は学校復帰ではありません。
社会の中で生きていく力を育てていくことなのです。
そのためにも、子どもの中で「自分らしさ」が育ってきているという視点で見ていくことも大切でしょう。
ただ、親子だからこそ「これでいいのか?」とわからない部分もあります。
その時は、ぜひスクールカウンセラーや不登校の専門家に尋ねてみてください。
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