こんにちは。

 

カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。

 

不登校の子どもの心理状態を一言でいうと「失敗した・・・」「もう自分はうまくいかないだろう」です。

 

いまだに多くの人たちが「学校なって誰でも言っているし、なぜ行けなくなるんだ」と思いがちです。

 

実はそれこそが子どもとの距離がどんどんと空いてしまう「思い込み」なのです。

 

 

 

 
 

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子どもにとっては「学校が全て」です。

 

学校が全てであり、学校に行けなくなると一気に「自分はこの世界にはもういられない」と思うようになります。

 

これは子どもにとって大きな失敗経験であり、挫折体験です。

 

「学校に行けなくなった」ということがどれほど苦しいか。

 

この気持ちを理解していくことが、まずは大切となります。

 

 

この中で、子どもとの距離を縮める方法があります。

 

「方法」と書くと、なんだかノウハウチックで嫌になりますね。

 

でも、このやり方をすると、子ども自身が親や社会に目が行きやすくなります。

 

 

 

そのやり方とは、

「親自身の失敗した経験を話す」ということ。

 

親自身も生きてきた中で、多くの失敗経験をしてきたはずです。

 

「いや、私は失敗したことがない。完璧な人生だった」

という人もいると思います。

 

しかし、振り返れば、誰かに迷惑をかけてきたことや、うまくいかず泣きたくなった経験、人間関係でつらい思いをした体験があるはずです。

 

そのことを子ども自身に伝えること。

 

ただ、もちろん急に子どもに話しかけると子どもは警戒します。

 

そのため、次のステップを踏むことが大切です。

 

それは・・・

1.   子どもの状況を理解する

2.  理解したうえで、「自分だったらつらいだろうな」ということをイメージしてみる。

3.  子どもの話を聴く。関係を作る。

4.  その上で親の失敗経験を話す。

 

特に、3の「子どもとの関係づくり」が重要です。

そのためには子どものことを親なりに理解していくという家庭が必要となります。

 

子どもとの関係が悪化している状態で、親の失敗経験を話すと、子どもが親を見下すようになります。

 

それは親子の逆転現象を生み出してしまうので、避けたほうがいいです。

 

 

大事なポイントは子どもが「気持ちをわかってくれた」「自分だけじゃないんだ」という気持ちをつかんでもらうということです。

 

そのための方法として、親の失敗経験を話すということが、カギとなる場合があります。

 

それは子どもが自分から動き出すチャンスとなるのです。

 

 

そのチャンスの作り方を学ぶグループワークです。

 

不登校の子どもを理解するためのグループワーク第2クール

↑から詳細が見れます。

 

もし、子どものことがわからず、どうしていいか行き詰っていましたら、ご参加ください。

一緒に子どもとの関わり方について考えて行きましょう。

 

 

 

■イベント案内

 不登校の子どもを理解するためグループワーク

 

 

発達障害inZOOMセミナー~脳のエラーから発達障害を理解する

 

 

 

 

 

書籍のご案内

子どもが学校に行けない理由がわかるようになる本です。

「不登校はチャンス~生きる力を育てるために親ができること~」

 

 

また、カウンセリングも随時受付中です。

 

 

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