こんにちは。
カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。
拙著「不登校はチャンス」ですが、多くの方が読んで頂いてくれています。
ありがとうございます。
多くの方が「すごく読みやすくて、子どものことが理解できた」
「わかりやすい!!だから不登校になったのかとわかりました」
とうれしい声をいただいています。
もし、読んでいないという方がおられましたら、ぜひ下記から購入してみてください。
きっと不登校の子どものことがたくさんわかるようになります。
「不登校はチャンス~生きる力を育てるために親ができること~」
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不登校の子どもの特徴として、「傷つきやすい」「崩れやすい」ということがあります。
周りからの一言がグサッと刺さる子、
自分の気持ちが言えなくて「自分はダメだ」と落ち込む子、
周りの期待に沿えなくて泣いてしまう子、
怒られたり叱られたりしたら凹んでしまい引きずってしまう子
様々です。
これらの特徴は彼らが有する「繊細さ」と「生きる力の弱さ」が関係しています。
また、「自分らしさが出てくる」ということも大いに関係しています。
人が傷つくという経験ができるようになるためには、「自分らしさ」がある程度育っていることが必要です。
「自分というものができてきている」から「傷つく」ということができます。
発達に凸凹がある人、虐待を受けてきた人、自分を抑えて生きてきた人は、「自分」が作られていないことが多々あります。
そのため、「傷つく」ということがわからず、モヤモヤとした状態だけが残ることがあります。
心理療法やカウンセリングを受けることで、「余計に傷つきやすくなった」「ちょっとしたことでも苦しくなった」「悩むことが多くなった」と訴える人は多いのですが、それはカウンセリングによって「自分」が出てきたためです。
傷つくということを通して、人は考え、そこから学ぶことができます。
つまり、「傷つく」ということは、人が成長するうえで大切なものなのです。
不登校の子どもたちのカウンセリングをしていると、最初は「傷つく」という体験がなかった子たちが、不登校を通してちょっとしたことで傷つくような経験をすることがあります。
これは不登校になって初めて「自分らしさ」というものが出てきたということです。
もちろん、全部が全部・・・とは言えませんが、私は「傷ついた」「落ち込んだ」「苦しい」という経験は、その人が将来生きていく上での宝となるものだと考えています。
この「傷つき体験」を大事にすることによって、はじめて「生きていく強さ」を手に入れることができるできるのです。
そうしたときに、親が子どもにかけてあげてほしい言葉は、「子どもの傷ついた体験」を大事にするような言葉かけです。
話をしっかりと聴いて「苦しかったね」「辛かったね」とその子の苦しみを大事にしてあげることが大切です。
それがあると、子どもは前に進もうと頑張るようになります。
してほしくないのは、親が子どもの代わりに「子どもの苦しみ」を解決しようとしないことです。
もちろん、親が出ないと解決できないようないじめや教師の対応、人間関係のトラブルであれば、その限りではないですが、できる限り子どもが解決できるように支えることが大切です。
親が代わりにしすぎると、子どもの「生きる力」は確実に阻害されます。
だからこそ、子どもが前に向いて歩けるように支えていけるような「言葉かけ」を大切にしたいものです。
そうした子どもの生きる力を伸ばしていくためのグループワークが7月11日より、大阪天満宮駅のレンタルルームで開催されます。
子どものことを理解し、そこから不登校の解決を一緒に目指していくようなグループワークです。
もちろん、一般の親の会とは違って、親同士で意見を交えながら、不登校支援専門のカウンセラーのレクチャーを受けながら、少しずつ不登校の解決を目指していきます。
参加された方は多くの気づきや発見があったとの感想を述べてくれています。
↑興味がある方はどうクリックしてみてください。
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