こんにちは。

 

カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。

 

今回はセミナーの案内です。

 

7月23日の午前中に発達障害のセミナーをZOOMで開催します。

 

発達障害inZOOMセミナー~脳のエラーから発達障害を理解する

 

 

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発達障害は単に「落ち着きのない子」「理解力の乏しい子」「空気が読めない子」「注意力がない子」ではありません。

 

その背景として、脳機能のエラーが存在しています。

 

 

例えば、「見通しが持てない」とはどういうことでしょうか?

 

単に「見通しが持てないから見通しを持てるようにしたらいいだろう」とすると、そうした支援はうまくいくことはありません。

 

彼らの「見通しのなさ」の正体の一つは「いろんな情報がつながらないから」です。

 

 

具体的な例を挙げましょう。

Aさんが上司から言われた仕事を黙々とこなしていたとします。

パソコンでぱちぱちと言われた種類を作成しています。

仕事が終わり、Aさんはそのまま帰ってしまいました。

 

一般の人なら、仕事が終わったことを上司に報告したり、次の仕事を聞きに行ったり、終業時刻まで別の作業をするなどをするはずでしょう。

Aさんは上司から頼まれた仕事が終わったら、そのまま帰ってしまったのです。

上司はAさんに対して「なぜ帰ったのか?」と叱責すると、Aさんはパニックになり、「なんで怒られているのか?」と困惑してしまいました。

 

 

こうした傾向が発達障害の一例です。

 

教科書通りに「見通しが持てなかったので、最後まで伝えましょう」「具体的に一つ一つ丁寧に伝えましょう」という支援をすると、Aさんは出社拒否を起こしてしまう可能性は高いでしょう。

 


 

ちなみに、Aさんが帰ってしまった理由は「仕事が終わった」という事実と「周りも仕事をしている」という状況、そして「他にも仕事があるはずだ」という考えが、脳の中でつながらなかったからです。

 

脳の中でつながらないから、「どうしていいかわからない」。

 

「わからない」から、自分の中で完結しようとした結果が、「勝手に帰った」という行動なのです。

 

 

 

この感覚がつかめるようになると、Aさんにどのように対処すればいいのかがわかるようになります。

 

つまり、Aさんの「わからなさ」をどれだけくみ取れるかがカギとなります。

 

 

今回のセミナーでは、こうした発達障害の困り感、苦しさを一層理解できるような内容となっています。

 

他にも発達障害のいろんな例を出しながら、彼らの苦しみやつらさを理解する手立てをたくさん学べるものとする予定です。

 

 

発達障害に関わる方、支援者やカウンセラー、そして発達障害者当事者の方に受けてほしいセミナーの内容となっています。

 

セミナーを受けると、

 

1)発達障害を持っている方を理解できるようになる

2)そして、自分自身の自己理解を深めることができる

 

といったメリットがあります。

 

興味ある方は下記より申し込みください。

 

発達障害inZOOMセミナー~脳のエラーから発達障害を理解する

 

ZOOMであなたにお会いできるのを楽しみにしております。

 

 

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