こんにちは。
カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。
コロナでの自粛要請の中、オンラインでのコミュニケーションやセミナーがブームとなってきているようです。
私も先月より、ZOOMを導入し、何とかセミナーを開催することができています。
↑参加人数も少しずつですが増えてきています。
あまりにも人数が増えすぎた場合は、断るかもしれません。
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今日は選択理論心理学会 神戸支部をZOOMで行いました。
※了承を得た上で、写真掲載しています。
ちなみに神戸研究会のZOOM開催は実は初めてだったので、かなり緊張しましたが、無事に終えることができてよかったです。
ただ、トラブルもいくつかあり、自分の詰めの甘さと参加者に申し訳なかったと心から思います。
これを機にさらに勉強してZOOMに慣れるように精進させていただきます。
さて、今回の神戸支部研究会では、外的コントロールと内的コントロールに焦点が当たりました。
よく「こういう風に言えば相手は変わるんだ」とか「こう聞いたら相手は良い方向に行くんだ」とか思われがちですが、そんなことはまずありません。
まず、相手を変えることはできません。
(大事なところです)
大切な視点ですが、人は「自分は変わらず、相手を変えたい」と願っている生き物です。
そのため自然と「相手をどう変えようか」と意識してしまうようにできています。
それと同時に、「相手を変えることができない」という事実があるので、その事実と「相手を変えたい」という思いがぶつかり合い、エネルギーを消耗させていきます。
その結果、「もういいや」とあきらめてしまうことが多々あります。
これは不登校の子と親との関係でもよく見られます。
最初は親は子どもに対して、「学校に行くように」と一生懸命変えようとします。
しかし、子どもは変わりません。
そうした中で、親自身が「子どもを変えること」をあきらめていきます。
それだけならいいのですが、「子どもと向き合うこと」まであきらめてしまうようになると注意が必要です。
「子どもと向き合う」ということは、「子どもが今何に苦しんでいるか」を理解しようと努めることです。
そして、「子どもが頑張りたい」という気持ちを応援し続けることです。
私たちは「相手を変えること」はできませんが、「相手が変わりたい」という思いを「応援すること」はできます。
そこにぴったりと寄り添えた時、何げない一言が子どもの心に刺さって、ガラッと変わる、まるで「魔法の言葉」のように変わるようなことがあります。
しかし、誤解しないでほしいことは、子どもを変える言葉は存在しないということ。
あくまで、子どもと向き合った結果、子どもに心に響くような、応援ができた結果、「魔法の言葉」に見えただけなのです。
実はそうした子どもに向き合う親の気持ちが本当に大切なことではないかと思います。
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