こんにちは。
カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。
執筆の気分転換にブログ書きます。
今回は(も)発達障害です!
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発達障害の中には自分の気持ちを伝えることが苦手な人たちがいます。
そして彼らの多くは周りがびっくりするような行動を取ります。
例えば、ADHDの子どもにお説教をしていると急にどこかに走り出してしまうことがあります。
また、自閉症スペクトラムの人では、「これするよ」と言っても「嫌だ」と反抗的になる場合があります。
また、急におもちゃを投げたり、友達を叩くことがあります。
この時に「なんでそんなことするの!」と叱ってしまう支援者や指導者がいます。
本当に残念に思います。
なぜなら、当の子供自身が「なぜそんなことをするのか」全くわかっていないからです。
そういうお子さんに上記のような言葉を投げかけるのは、支援する人がその子を理解しようとすることを放棄したということを意味しています。
そういう支援者が多いのに危惧しています。
そうした発達障害の行動の意味を理解するためのツールとしてABA(応用行動分析)というものがあります。
ざっくり説明すると、
人が行動を起こすのは以下のパターンが存在します。
きっかけ
↓
どう思ったか
↓
行 動
↓
結 果
行動には必ずきっかけや背景となるものが存在しています。
そして、行動はその子が望んでいる結果を得るために起こされます。
例えば、先程の走り出したADHDの子の例で見てみましょう。
まず、叱っている時、周りが騒がしかったのかもしれません。
ちなみに子どもを叱ったり、話し合いをするときはテレビは消すことをお勧めします。
騒がしいと注意か分散されやすく、あなたの話があまり入ってこなかった可能性があります。
そうなると、その時間はかなり退屈です。
そこで、ふと横を見ると猫がいました。
突発的に「猫見たい!」と思い、猫の方に走って行きました。
猫を見ることで「楽しい」という気持ちを味わいたかったからです。
こういう風に見ていくと、その子の行動の意味が見えてくるし、大人としてどう配慮するか、子どもにどんな力をつけていくべきかと言うのが見えてきます。
このやり方は重度の子であればあるほど有効なやり方です。
3月7日の発達障害セミナーでは、ABAについてもお話する予定です。
まだまだ残席ありますので、ご興味ある方はどうぞお越しくださいね。
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今日はここまで。
またお会いしましょう。
それでは。
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