こんにちは。

 

カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。

 

今回も発達障害について書かせていただきます。

 

 

 

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発達障害が生きづらさの指標であると私は考えています。

 

これの意味するところは、「発達障害」を障害として断定的に見るよりも、「この人の生きづらさの要因」として流動的に見ていくことが大切じゃないかということです。

 

 

発達障害というのは、脳の機能に何らかのエラーを起こしているということが原因であるといわれています。

 

例えば、ドーパミンやノルアドレナリンの出方が悪ければ、注意力や集中力に影響してきます。

 

視覚野の機能が強く、聴覚野の機能が弱ければ、耳から入る情報はほとんどキャッチできません。

 

小脳や運動野の働きが悪ければ、運動機能を十分に発揮することは難しくなります。

 

そうした脳のエラーしやすいという要因を持った人というのが発達障害の考え方です。

 

 

どの部分にエラーが起こりやすいかで発達障害の出方は大きく変わります。

 

 

こうした脳の働きが悪くなっている状態を見ると、そのせいでその人がうまく生きられなくなっているのではないかと思えるようなケースは多々あります。

 

「こんな風に、この人は生きづらさを抱えているんだ」

 

そういう風に考えることが大切だと思います。

 

「その人の生きづらさを『発達』という視点から見てみる」

 

これが私が考えている発達障害の基本的なスタンスです。

 

要するに、発達障害という障害を持った人ということではなく、「生きづらさを理解する手段としての発達障害」という感じでしょうか。

 

そういう風なイメージが私にはしっくり来ています。

 

 

今日はここまで。

 

またお会いしましょう。

 

それでは。

 

 

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