こんにちは。
カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。
今回から連載形式で発達障害についてお話していきます。
私なりに発達障害というものについてどう考えているかを書いていきます。
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最近、発達障害という言葉が増えてきました。
先日受けた研修でも、「医療現場では発達障害が今ブームになってきている」と聞きました。
職場の中でうつ病になり、心療内科に行くと、「発達障害」の診断がつけられてしまうことも少なくありません。
また、近年はすぐに発達障害の診断がつけられたり、小さな子どもでも療育や特別支援学級への敷居が昔よりも低くなりました。
個人的な臨床の感覚としてですが、以前私が出会った人たちの中にも「おそらく発達障害の傾向があるんだろうな」と感じたことは少なからずあります。
しかし、当時は「大人の発達障害」がそれほどメジャーではなく、クライエントにどれだけの負担があるかを考えると、伝えることができませんでした。
ちなみに、「発達障害」という診断ですが、二面性があります。
一つは発達障害という診断がつくことで、少なからず救われる人がいるという事実です。
自分の生きづらさを知ることで、「ホッとした。だから生きづらかったんだ」と安堵し、希望が見いだせる人も少なくありません。
一方で、逆に発達障害という診断にとらわれてしまい、一層不幸になる人もいます。
「俺は発達障害だからもう人生終わりだ」
「そんな人生に意味がない」
と思ってしまう人です。
また、逆に「生きづらい人、不幸な人に発達障害って診断がつくなんて」と抵抗を感じる人もいます。
実は、私も「何でもかんでも発達障害って言うな」と思っている一人です。
しかし、実際に生きづらい人や不幸な人の中には、一定の割合で発達障害を疑う人がいるのも事実です。
例えば、短期の離職を繰り返す人。
職場不適応を繰り返す人。
どこでも周りとトラブルを起こす人。
恋愛が続かない人。
子育てに頻繁にパニックを起こす人。
そんな人たちの成育歴や今の行動パターンを見ると、発達障害や知的障害を疑うことがしばしばあります。
こういう時に、発達障害というのを単なる診断名ではなくて、生きづらさを紐解くための指標としてみることがしばしばあるのです。
今日はここまで。
またお会いしましょう。
それでは。
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