こんにちは。

 

カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。

 

昨日は夜の19時から担当さんと本の打ち合わせをさせていただきました。

異例のスピードとのことで、6月までに出版を間に合わせる形でまとまりました。

おかげさまで3月までは寝れない日々が続きそうです。

 

 

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ちなみにタイトルはまだ未定です。

 

最終の校正が終ってから決めるかと思います。

 

表紙と本の構成はビジネス書というか、すこし固い感じになるかと思います。

 

じゃないと、どうしてもフワフワしてしまうので、イラスト付きのような本だとあまり説得力が薄れるからです。

 

 

今回の不登校の本は、「こういう風にしたら不登校は確実に治る」といったような本ではありません。

 

なんというか、不登校の子にどう関わったらいいか、その手前の部分を書かせていただいています。

 

だから、「うちの子がどうやったら学校に行けるのか教えてほしい」と答えをすぐに求める方は、非常に困惑する本だと思います。

 

「うちの子がどんな気持ちでいるのか、どう思っているのかを知りたい」という方は非常に納得できる本です。

 

不登校の本というと、

「親がこう関わればいい」

「こういうテクニックを使えば子どもは学校に行ける」

「うちの学校(フリースクール)ではこういう支援をしているよ」

「こんな風に教室が変われば子どもは学校に行けるよ」

「医師の診察場面ではこんな感じだよ」

「カウンセリングではこんな感じだよ」

というような本が多い印象があります。

 

私はカウンセラーなので、不登校の事例や調査研究をたくさん読んできました。

 

しかし、なかなかというかどう考えても理解ができず、「結局どういうこと?」と思ったことが多々あります。

 

多くの本を読んでみて、「じゃあ、どうすれば不登校は解決するの?」という答えがわかったようで、わからないような、そんなもどかしさをたくさんしてきました。

 

実際カウンセリングに来られた方や、グループワークに参加しておられる保護者の中にも同じような声を聴きます。

 

「何とかなるよ」という本

「こうすれば解決する」という本

 

そんな本は正直書く気はありません。

 

私が書きたかった本は、

「そっか、こんな風に見ていったら子どものことがしっかりと理解できるようになるんだ」

「だから学校に行けなかったんだ」

「学校にいけないのって子どもにとってこんなにも苦しいんだ」

 

というようなことが読んでみて理解できる本です。

 

そして、そこからどう関わっていけばいいか、

どう子どもと一緒に歩いていったらいいか、

 

それが見えてくるような、お父さん、お母さん、そして子どもに一生懸命関わっている先生方に勇気を与えられるような本です。

 

その思いを胸に秘めて、6月の出版に間に合うように頑張りたいと思います。

 

また、ブログやメルマガで告知しますので、ぜひ楽しみにしてくださいね。

 

 

今日はここまで。

 

またお会いしましょう。

 

それでは。

 

 

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