こんにちは。

 

カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。

 

ブログでわかるカウンセリング・スキルアップ講座、やっと10回目となりました。

10回の連続講座、いかがだったでしょうか?

最後は「カウンセリングって何?」についてお話をしたいと思います。

 

 
 

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カウンセリングとは何か?

最近は、「○○カウンセリング」って非常に多くなってきていますよね。

 

 

化粧品カウンセリング、保険カウンセリング、栄養カウンセリング、整体でもカウンセリングを取り入れているところがあります。

 

 

このカウンセリングcounselingの意味ですが、「専門的な相談援助活動」と言う意味です。

 

広義では法律や医療サービス、就職や結婚、美容など、その道のスペシャリストが行う相談援助全般を指します。

 

 

 

私がしているのは、その中でも「心理カウンセリング」と呼ばれるものです。

 

心理カウンセリングの一番のポイントは、やはり心理学の知識やスキルを使って行う相談と言うことでしょう。

 

スキルとは、よく言われる受容・共感・傾聴もありますし、今回の講座でお伝えした「質問技法」も含まれます。

 

こうしたスキルをタイミングやクライエントの雰囲気に応じて使い分けていくことで、クライエントが自然と自分の気持ちを整理できるように援助するのが心理カウンセリングです。

 

ちなみに、「カウンセリング」と似た言葉で「コーチング」が有ります。

 

両者の違いを簡単に言えば、

カウンセリングはクライエントが自分で答えを見つけるのを支援すること

コーチングはクライエントが答えに行けるように手伝うこと

 

であると言えます。

 

例えば、お母さんが子どもの不登校になったことで相談に来られたとします。

 

カウンセリングの場合、お母さんが子どもの気持ちを大事にしながら、「できること」に気づけるように話を聴いていきます。

コーチングでは、お母さんに対してい「こういう方法を取ればいい」と教え、それができるようにお手伝いをしていきます。

 

ちょっとわかりにくいですかね?

実は、あまり両者に明確な線引きはありません。

 

一つ言えるのは、カウンセリングスキルが高い人はコーチングも上手です。

しかし、カウンセリングが下手な人はコーチングもへたくそだと言う事です。

 

 

私も状況に応じて、コーチングのようなこともします。

しかし、「この人には合わないな」と思えたら、コーチングはしません。

 

 

ちなみに、カウンセリングのスキルで一番大切なことは、クライエントを見立てる力です。

 

クライエントの様子や能力、「どうなりたいと思っているのか」といったことをしっかりと見定めて、その上で方向性を考えていくことを「見立て」と言います。

 

この「見立て」の力がどれくらいあるかがカウンセラーの腕の見せ所と言ってもいいかもしれません。

 

 

 

結論として、カウンセリング、特に心理カウンセリングとは何か?聞かれれば、心理学的な知識やスキルを使って、クライエントの相談を行うこと・・・と言えます。

 

そして、その心理カウンセリングを土台にして、セラピーに発展させたり、ケースワーク的な動き方をしたり、コーチングのようなことをしたりします。

 

ただ、その根底に「心理カウンセリング」というクライエントを見立てていく作業があるというところが心理カウンセラーの大きな腕の見せ所ではないかと思います。

 

 

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

 

これで全10回のブログでわかるカウンセリング・スキルアップ講座は終了です。

 

次は発達障害に関する講座をしたいと思います。

 

楽しみにしてくださいね。

 

 

 

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