こんにちは。
カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。
ブログでわかるカウンセリング・スキルアップ講座始めます。
今回は助言のお話です。
「カウンセリングでは助言をしてはいけない」と誤解している人がたくさんいます。
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もちろん、話を聴かないまま助言をいうのはナンセンスです。
例えば、クライエントが「彼氏に振られてつらい」と泣きながら話しているのに、「大丈夫、また新しい彼氏が作れるよ。まずは合コンやマッチングアプリなどで探してみたりしたらどうかな?」というカウンセラーなんて論外だと思います。
もちろん、話を聴いて、クライエントが「新しい彼氏を作るにはどうしたらいいかな?」といった場合は助言として伝えることもいいですが、私だったら「う~ん、あなたはどんな方法が考えられそう?」とまずはクライエントに確認してから進めるという手を取ります。
私たちが助言を求める場合、おそらく2つの心理があると思います。
1つは、わからないから教えてほしいという心理
2つは、ある程度分かっているけれど、自信がないから確認したいという心理
です。
私たちの多くは無意識的に「相手は全く分かっていないからするんだろうなあ」と思ってしまいがちです。
そのため、相談を受けると、解決法を考えてしまって助言をしてしまいます。
その時に、相手の思いや考え、気持ちを無視してしまうことが多々あります。
先ほどの「彼氏に振られた」という相談で、もしかしたらその人は「しばらくは一人でゆっくりしたい」という考えがあったかもしれません。
もうちょっとゆっくりしてから少しずつ自分のペースで探したいという思いがあったのかもしれません。
そういうのを無視して「そんなにつらいならすぐに彼氏作ったらいいよ」というのは、相手を無視した言動になります。
カウンセリングでは助言をする際に、「確認をする」という作業を必ず行います。
そして、助言をする際は、「私だったらこういう方法をとるかなあ」とIメッセージを入れて、あくまでも自分の意見として伝えます。
その時に「私だったらこうするかなとは思うけど、あなたはどう?」と必ず確認するように意識します。
実はこの確認という作業がとても大切なのです。
今回の例でいえば、「私は今の状態を見ていると彼氏を作ったほうが安定すると思うけど、あなたは今の気持ちとしてはどう?」と聞きます。
そうすると、その人は「いや、今はそんな気分にはなれないんです」というかもしれません。
その時に「え?なんで?」と思わないようにすることが大切です。
そうすると、クライエントは何も言えなくなってしまいます。
「そっか、今はそういう気持ちなんだね」と伝えるに留めたほうがよいでしょう。
そうなると、私の場合でしたら、「もし、今の中でどうなれば一番良かったと思う?」という聞き方をしてみると思います。
クライエントは少し待って、「今の自分の気持ちを整理したい」というかもしれません。
大切なのは、クライエント、相手のペースや思いを尊重することです。
それがカウンセリングの一番大切なポイントではないかと思います。
クライエントのペースにピタリとはまるようなタイミングで一番大切な助言を出していくこと。
そのためには、前回までにお伝えした見立てがしっかりとできているかどうかがカギとなります。
しっかりと自分の中で腑に落ちるまで理解ができてから助言をするのがポイントです。
そして、助言はカウンセラーの自己満足のためにするのではありません。
「私のおかげでクライエントはよくなったんだ」というカウンセラーがいたとしたら、それは傲慢だし、カウンセラーとしてはいかがなものかと思います。
あくまでもクライエントの支援として「少しくらい役立ったらいいなあ」という謙虚さでクライエントと関わっていくことが大切です。
今回はここまでです。
次回の8回目は「自己開示」についてお話をしたいと思います。
また、明日の子の時間でお会いしましょう。
それでは。
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