こんにちは。

 

カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。

 

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今回も見立てのお話です。

 

それくらい見立てはカウンセリングでは必要なものなのです。

 

 

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見立てを作るときによく言われる説明が、「点と点をつないでいって面を作るように」というものです。

 

私も師匠から何度も同じように教えていただきましたが、頭の悪い私だったのでほとんど意味がわからないまま新米カウンセラーの時代を過ごしました。

 

今くらいになってやっとわかるようになってきました。

 

今回はこの「見立ての作り方」についてお話をしたいと思います。

 

まず、「点」について説明します。

 

「点」というのはとある情報です。

 

例えば、不登校状態の男子生徒で、「学校でいじめられた」という情報があったとします。

 

「点」は今だけではなく、「過去」「未来」もあります。

さらに言えば、自分だけではなく、その子を取り巻く環境もあります。

もちろん、本人が感じていること、思っていることも「点」です。

 

 

「学校でいじめられた」という状況について、話を聴いていくと、クラスの特定の人から暴言や無視をされると言っています。

その特定の人はかなりのやんちゃな非行少年で、学校の先生も手を焼いているような子です。

他の友達もいじめっ子が怖くて何も言えません。

どうやら不運にもターゲットにされてしまったようです。

 

過去はそういうことがなかったのでまだよかったのですが、1週間前からターゲットにされてしまいます。

かなり苦痛に感じているようで、教室に入るのも怖くなってしまい、別室で過ごしている状態です。

 

本人としては仲の良い友達もいるし、できれば勉強して高校に入りたいと思っており、別室登校中は必至で勉強している状態です。

 

 

こうした状況からどんなイメージが持つでしょうか。

点と点をつないでいくと線ができます。

「いじめられても将来に向けて頑張ろうとしている子」というストーリーが浮かんできたのではないでしょうか?

 

そうです。

「点と点をつないで線にしていく」というのは、その子の話を聴いてその人なりのストーリーを作るということです。

 

それくらいならカウンセラーじゃなくても皆さんできるかと思います。

 

では、「面を作る」というはどういう感じなのでしょうか?

 

「面」とはストーリーから考えられる可能性についての推測です。

 

上記の例を続けてみてみましょう。

 

別室で頑張っているその子は、ある日からだんだんと学校に行くのを渋るようになりました。

道を歩くのが怖いというようになり、家から出られなくなってきたのです。

 

面を作る場合、いろんな推測や想像が入ってきます。

 

いじめっ子と外で出会ってしまい、恐怖感が思いっきり出てきてしまったのか。

PTSDの状態になってきたのか。

今の自分が嫌になってしまい、情けなくなってしまって心が折れてしまったのか。

「今の見通しがつかない状況」がしんどいのか。

 

面が出てきたら、今度は再度その推測が正しいのかどうか確認していく作業をしていきます。

つまり、もう一度「点」を見ていき、「線」を作り直すのです。

そして、出てきた「線」を、先ほど作った「面」と比べてみて、合っているかどうかを確認していきます。

 

もしかすると、クラスメイトの情報から、「その子といじめっ子がばったりと校門の前で会った」という話が出てくるかもしれません。

お母さんの話から、夜になると急に叫びだしたりすることがあるかもしれません。

だんだんと暗くなり、意欲がなくなってきている様子が話されるかもしれません。

本人の口から思いが語られるかもしれません。

 

「面」はいわゆる、推測であり、「その可能性もあるのではないか」というものです。

 

経験を積んでいくことで、少ない点でも実態に合った「面」が作れるようになっていきます。

 

しかし、最初のうちは、「この点(情報)と点だとこういうストーリー(線)が見えてきて、そうなることこんなイメージ(面)が考えられるけど、本当にそうだろうか」と少し立ち止まりながら進めていくことが大切です。

 

今回は少し難しかったかもしれません。

この説明がぐっと理解できるようになると、中堅クラスのカウンセラーになってくると思まいます。

 

見立てができて初めて、いろんな心理療法やスキルが使えるようになります。

 

上記であれば、学校の対応や警察との連携を強化するのか、精神科医療に連れていくのか、それともフリースクールや民間の学校など、その子の居場所が見つかるような支援をしていくのか、カウンセリングで自身の気持ちを整理していく作業をするのか、いろんな方向性が考えられます。

 

精神科の治療が必要なのに「警察との連携を」というと、ちょっとずれた対応になってしまいます。

ずれた対応を続けてもあまり良い結果は生みませんし、逆効果になることもしばしばです。

 

もちろん、慎重に見立てをしていった結果、「今は耐えるしかない」という場合もあります。

 

より良い支援、カウンセリングには相手を正確に理解しようとすることが大切です。

その理解をしっかりとして行き、支援の仕方を考えていく過程「見立て」とカウンセリングでは言っています。

 

今回はカウンセリングの基本的な部分の「見立て」についてお話ししました。

次回は「助言」についてお話をしたいと思います。

 

また、明日の子の時間でお会いしましょう。

 

それでは。

 

 

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