こんにちは。
カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。
今回も「ブログでわかるカウンセリング・スキルアップ講座をしたいと思います。
今回は質問のタイミングです。
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質問のをする際、大切なのは何といってもタイミングです。
例えば、オープンクエスチョン(開かれた質問)とクローズドクエスチョン(閉じた質問)というのがあります。
オープンクエスチョンとは、簡単に言えば「どんな?」とか「具体的には?」といった答え方に幅を利かせるような質問です。
一方で、クローズドクエスチョンとは「はい」「いいえ」だけしか答えられないような答え方が限られている質問です。
「最近楽しいことはありましたか?」というのはオープンクエスチョンです。
「テレビは好きですか?」というのはクローズドクエスチョンです。
前回紹介した「何?」「いつ?」「どこで?」「誰と?」「どのように?」というのは、答え方が広いのでオープンな質問であるといえます。
ただ、このオープンとクローズドですが、順番があるのをご存じでしょうか?
先にオープンな質問を持ってきてしまうと、クライエントは上手く答えることはできません。
そのため、先にクローズドな質問を持ってきて、クライエントが話しやすいように配慮するのがカウンセリングのちょっとしたコツです。
具体的に例を挙げてみましょう。
最近、仕事がしんどくなってきて、会社を辞めようか考えているクライエントが来たとします。
話を聴いてみて、クライエントにどうしたい?と聴いてみても多分クライエントはうまく答えられません。
それがわかっていたらカウンセリングには来ないはずです。
私であれば、「今、仕事を辞めたい気持ちと続けたい気持ち、どっちが大きい?」と聴きます。
答えが限定されているので、クローズドな質問です。
しかし、クライエントによっては「どっちが大きいかもわかりません」と答えるかもしれません。
私は少し考えてみて、「じゃあ、どちらが大きいかを整理するカウンセリングをしてみましょうか?」と聴いてみます。
これもクローズドですよね。
クライエントは「はい、お願いします」とうなずきます。
ここで「じゃあ、今の段階で大丈夫なので、今の会社がしんどい状況というのはわかったけど、このまま続けるとどうなると思う?」
と聴いてみます。
これはオープンな質問です。
クライエントは少し考えてみますが、なかなか答えられません。
「じゃあ、今の状態のしんどさを5としたら、会社に居続けるとそのしんどさは上がる?それとも下がりそう?」と聴きます。
クローズドに戻ります。
クライエントが「上がりそう」と言えば、「それは何が起こりそうかな?」と聴きます。
オープンな質問です。
「このまま続けると、上司からのパワハラやよくわからない仕事がフラれてしまって、ストレスで倒れてしまうと思います」と答えるかもしれません。
これを繰り返していくと、徐々にクライエントが直面してる今の問題をイメージしていくことができます。
前回もお話しましたが、質問や話を聴く目的は「原因探し」ではありません。
クライエントの世界をイメージしていき、理解していくことです。
そのためには、順番を追って丁寧に聴いていくことが大切なのです。
最初は、これを自分の言葉で表現できるまで、クライエントの世界を正確にイメージできるように聴いていくこと。
これが、カウンセリングのスキルアップの基本です。
今回は質問の順番についてお話をしました。
次回は「見立て」について、いくつかにわけてお話をしたいと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
また明日会いましょう。
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