こんにちは。
カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。
昨日は選択理論神戸研究会の忘年会でした。
とても楽しい時間を過ごすことができました。
12月という忙しい時期にも関わらず、参加された皆様方ありがとうございました。
メルマガではブログでは書けない不登校・引きこもりの情報をいち早くGETできます!
昨日の研究会では、「脳」の話をしました。
グラッサーが提唱している選択理論心理学は脳の働きをわかりやすく解説し、それをカウンセリングや人間関係に応用したものです。
そのため、最近は脳生理学を勉強しているのですが、勉強すればするほど、脳生理学の最新の治験と選択理論が矛盾していないという事実に驚いています。
例えば、選択理論では
行為と思考は変えられる
感情と生理反応は変えられない
とあります。
これを脳生理学の知見に照らし合わせると、
理性脳=大脳新皮質
感情脳=大脳辺縁系
反射脳=脳幹、脊髄
と区分されることがあります。
理性脳は「人間脳」「新しい脳」と呼ばれます。
感情脳は「哺乳類脳」、反射脳の「爬虫類脳」と呼ばれ、「古い脳」とも言われています。
古い脳は感情や生理反応を引き起こし、また私達が危険から見を守るため、効率よく生きるために自動的・反射的に起こるものと言われています。
この反応はとても強力なものです。
そのため、意図的に変えることはまずできません。
変えようとすれば、古い脳が出しているメッセージをしっかりと汲み取って、それに合わせた行動を取るか、理性脳を使って古い脳が喜ぶような行為や思考を生み出すかしかありません。
このメカニズムは実は脳生理学ではかなりわかってきている部分です。
不登校の子の場合、意識的に「もう僕には学校は必要ないから辞めた」と理性脳だけで学校に行かなくなることは稀です。
多くは腹痛や胃痛、感情が不安定になって、行けなくなることがほとんどです。中には「何かわからないけど、学校に行こうとすると体の力が抜けてくる」と言う子もいます。
これらは主に「古い脳」の働きです。
そのため、意識的に「こうしたら」と、学校に行かせようとしても、「古い脳」が反発してしまうため効果はありません。
この場合、古い脳が出しているメッセージが何かを理解することが必要です。
その理解の方法はこのブログで詳しくお伝えしてきました。
そのメッセージを適切に読み取れば、子どもざ発しているSOSが読み取れるようになり、その子にあった支援が見えるようになります。
今後も脳生理学をしっかりと勉強し、子どもたちの支援に役立てたいと思います。
不登校のグループワーク「クオリティ」のご案内
親が不登校の根本的な原因をを学び、リアリティセラピーの観点から子どものことを理解することで、不登校の改善を目指します。
リアリティセラピーは人間関係の改善に焦点を当てているので、一緒にグループで考えることで、力関係ではなく、協力し合える関係を作ることができます。
1回2000円の全6回ですが、半年間の時間をかけて親子関係の改善、子どもの改善、お母さん自身のメンタルの改善を図っていきます。
大阪市の福島区で行っています。
また、全6回の参加期間中は、メールでのフォローアップも無料でしていますので、かなりお得なグループワークです。
来期以降は値上がりする予定なので、この機会にぜひ経験してみてください。
もちろん、2回目以降からの参加も大丈夫です。
1回目の参加者の感想ですが「非常にわかりやすくて、子どものことがわかるようになった」とありがたい声を頂戴しています。

↑不登校グループワーク「クオリティ」の参加申し込みはこちらからできます。
全6回のコースです。
その中で、リアリティセラピーをベースとした不登校支援の在り方を学びます。
開催予定日
2回目 12月14日(土) 10:00~12:00
大阪市福島区民センター 304号室
3回目 1月11日(土) 10:00~12:00
大阪市福島区民センター 306号室
4回目 1月25日(土) 10:00~12:00
大阪市福島区民センター 306号室
5回目 2月15日(土)10:00~12:00
大阪市福島区民センター 306号室
6回目 2月29日(土) 10:00~12:00
大阪市福島区民センター 303号室
参加費は1回につき1人2000円(夫婦は2人で3000円)です。

↑不登校グループワーク「クオリティ」の参加申し込みはこちらからできます。
また、カウンセリングも随時受付中です。
室長:田中勝悟
↑無料でできるプチカウンセリングです。
お悩みの項目にクリックして送信すると、
お子さんの状態に即した対応法が手に入ります。



