不登校という言葉の意味

こんにちは。

カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。

久しぶりの投稿ですね。

今日は不登校グループワーク「クオリティ」の２回目が終わりました。

非常に楽しく密度の濃い時間を過ごしました。

その内容は明後日発行のメルマガで一部紹介させていただきます。
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今回は不登校という言葉の意味についてお話をしたいと思います。

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「不登校」という言葉は文科省が用いている用語です。

今では研究論文や本、メディアでも不登校という言葉が多く用いられており、市民権を得ています。

しかし、もともとは1941年にアメリカのジョンソンが「学校恐怖症」という命名を付けたことから始まり、１９８０年代までは「登校拒否」ということで論文をにぎわせていました。

その後に不登校という名前が用いられるようになります。

この不登校の意味ですが、個人的には非常に嫌な響きを持っています。

学校に行くことを前提してる言葉ですし、理由もなく学校に行けていない状態を「不登校」という名称にしているという感じがあります。

ただ、日本の社会では学校とつながっていた方が、つながらない場合よりも進路選択はかなり容易であるというのが現状です。

しかし、それでも学校という空間に対してしんどさや合わなさを感じてしまう人が一定数います。

そういう人たちが学校以外でも輝ける場所を作るというのは私の大きな夢の一つです。

ただ、今は子ども達がなぜ不登校になるのか、不登校の子ども達に対する正しい理解の仕方についての啓発活動をメインにするべきだと思い、その夢はちょっと横に置いています。

不登校の子ども達は視点を変えれば、とても素晴らしい個性を持っています。

その個性が学校と合わなくなった結果、不登校という行動を選択しているのに過ぎないのです。

そうした個性をどうやって伸ばしていくのか、光り輝かせていくかが実は不登校解決の大きなポイントになります。

もちろん、そうしたケースばかりではありません。

学校に何らかの形でつながり続けた方が良い子もいるのも事実です。

それは子ども自身の抱えている課題や性格、気質、家庭環境など様々な要因に影響されます。

だからこそ、「理解」したうえでの対応がとても大切だと思うのです。

「不登校」とはあくまでも学校に行けていない状況を表す言葉です。

そこだけを見てしまうと、不登校「児」が見えなくなります。

彼らのことをしっかりと見て、個性を伸ばし、どうやって生きていく力を持たせていくのか。

それがとても大切なのです。

ちなみに、最近はそうした思いに共感してくれる編集者さんと出会い、「不登校のための本」を書いています。

もっと具体的にわかりやすく、なぜ不登校になるのか、そしてどうやって彼らを支えていけばいいのかをわかりやすく書き上げようと頑張っている最中です。

また、発売日が決まりましたら、ブログでも紹介させていただきます。

その時はどうぞよろしくお願いいたします。

不登校のグループワーク「クオリティ」のご案内

親が不登校の根本的な原因をを学び、リアリティセラピーの観点から子どものことを理解することで、不登校の改善を目指します。

リアリティセラピーは人間関係の改善に焦点を当てているので、一緒にグループで考えることで、力関係ではなく、協力し合える関係を作ることができます。

1回2000円の全6回ですが、半年間の時間をかけて親子関係の改善、子どもの改善、お母さん自身のメンタルの改善を図っていきます。

大阪市の福島区で行っています。

また、全6回の参加期間中は、メールでのフォローアップも無料でしていますので、かなりお得なグループワークです。

来期以降は値上がりする予定なので、この機会にぜひ経験してみてください。

もちろん、2回目以降からの参加も大丈夫です。

1回目の参加者の感想ですが「非常にわかりやすくて、子どものことがわかるようになった」とありがたい声を頂戴しています。

↑不登校グループワーク「クオリティ」の参加申し込みはこちらからできます。