こんにちは。
カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。
よく「不登校を解決します!!」という謳い文句のところを見かけます。
ところで、「不登校の解決」って何でしょうか?
今回はそのことをお話したいと思います。
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「解決」と聞くと、皆さん最初にイメージするのは「学校に普通に戻れること」だと思います。
しかし、「学校に普通に戻れる」とはどういうことでしょう?
長期の不登校で学校に戻れたこの多くは、なんというか成長したような感じを受けます。
これって不思議だと思いませんか?
学校にも行っていないのに、なぜ成長した感じがするのか?
不登校の子が学校に戻れるようになると、柔軟に考えることができるようになり、しなやかさが出て来ることが多いです。
そして、それが不十分だと感じた場合、多くの子は再不登校になります。
逆に、学校に戻れなくても、社会で頑張って生きていくことができるようになります。
学校は社会の縮図と言われていますが、そんなことはなくむしろ社会とは異質な場所だと思います。
学校では、言われたことをこなす力が求められます。
また、評価基準は成績があり、非常にわかりやすいです。
また、人間関係もクラスという密集した中で展開されます。
要は与えられたものを使いこなす力が求められます。
社会では、言われたことに付加価値をつける力が問われます。
評価基準は業績だけでなく、周りとの人間関係が影響することが多いです。
人間関係は仕事を通して少しずつ作っていく必要があります。
自分から見つけて、得ていく力が必要です。
そして社会や会社は向き不向きで変えることができますが、学校は「向いていないから」という理由で変えることは困難です。
学校と社会の違いを伝えましたが、私は不登校の解決は、学校に戻れるかどうかではなく、社会で生きていけるかどうかという視点で見ていくべきだと考えています。
そのためには、いくつか方法があるのですが、一つはその子の向き不向きを見ていくということがあげられます。
最初に「あなたはこういうことに向いている」と見通しを持たせていくやり方です。
他には学校以外の場に連れて行き、いろんな見聞を広げていくことです。
それから一人コツコツと何かに取り組めるような環境を提供するという方法もあります。
これらは子どもの気質や置かれている状況によって変わってきます。
だからこそ、この子に合った社会で生きる力を身に着けて行くために、できることは何かという視点が必要なのです。
今、そうした選択理論とキャリア教育という観点から、彼らの生きる力を伸ばすために何ができるかを研究をしています。
その一つがグループワークです。
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室長:田中勝悟
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