「フツーの子の思春期」の感想

不登校・ひきこもり改善カウンセラーの田中勝悟です。

いかがお過ごしでしょうか？

今回は私のオススメの本の紹介です。

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今回おすすめする本は岩宮恵子先生の「フツーの子の思春期」という本です。

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フツーの子の思春期心理療法の現場から [ 岩宮恵子 ]
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2009年と10年前の本ですが、今の子供を理解する上でも非常に勉強になる本です。

岩宮先生は長年スクールカウンセラーとして、多くの子どもたちや不登校のお子さん、そしてお母さんと関わってきたベテランの先生です。

ユング派と呼ばれる学派の人で、河合隼雄先生のお弟子さんでもあります。

私も何度か岩宮先生の研修会に参加しましたが、あまりの読みの鋭さ、深さに大変勉強になりました。

さて、表題の「フツーの子の思春期」ですが、岩宮先生は最近の子どもたちの傾向として人間的な繋がりが希薄になっていることをあげています。

そして昔よりも葛藤に向き合う力が弱くなっていること、そして自我が出方が独特になっていて読めないこと、それから人との繋がりをビジネスライクに考える子が増えていること。

読んでいて、私の臨床での実感から言って「わかる」「そうだ」と、頷かずにはいられませんでした。

この度、やっと読めた本ですが、10年たった今でも通用する本の一つだと思います。

お母さん、お父さんは元より専門家の方もぜひ一読の本です。

これからも少しずつ学びを深めて、理解のノウハウを広げて行きたいと思います。

不登校のグループワーク「クオリティ」では、親が不登校の根本的な原因をを学び、選択理論心理学の観点から子どものことを理解することで、不登校の改善を目指します。

選択理論心理学は人間関係の改善に焦点を当てているので、一緒にグループで考えることで、力関係ではなく、協力し合える関係を作ることができます。

1回2000円の全6回ですが、半年間の時間をかけて親子関係の改善、子どもの改善、お母さん自身のメンタルの改善を図っていきます。

大阪市の福島区で行っています。

また、全6回の参加期間中は、メールでのフォローアップも無料でしていますので、かなりお得なグループワークです。

来期以降は値上がりする予定なので、この機会にぜひ経験してみてください。

もちろん、2回目以降からの参加も大丈夫です。

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