不登校・ひきこもり改善カウンセラーの田中勝悟です。
久しぶりの投稿になってしまってすみません。
世間はすっかり夏休みですね。
梅雨も明けてすっかりと気温も上がり、熱中症にならないかと心配になります。
夏の暑い時期になると、過去に不登校の子と思いっきり学校でサッカーやバスケをしすぎた結果、熱中症になってしまったのを思い出します。
それくらい本気で関わらないと子どもは全く信頼してくれないんだろうなと個人的には思います。

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不登校の子どもたちと関わる上で非常に難しいところの一つは、「この人は私のこと真剣に向き合っていないんだろうな」ということに敏感に気づくということです。
不登校のお子さんは非行少年と似た繊細さがあります。
非行少年の子どもも適当に相手していたら、「なんでわからないんだ」と感情を爆発してしまうことがあります。
時には手が出てしまって、先生がけがをしてしまうことも珍しくはありません。
これと同じように、不登校の子どもも適当に相手をしてしまうと「この人は僕のことをわかろうとしないんだろうな」と思ってしまいます。
ただ、非行少年と違うところは、自分を出す強さがないので、ますます引きこもってしまうところです。
なかにはお母さんに対して、手が出てしまったり、暴言を発することで、自分の気持ちをわかってくれない苛立たしさを表現しようとする子どももいます。
しかし、多くの不登校の子どもは「わかってくれない」と感じると、そのまま心に閉ざしてしまい、より一層距離を置こうとしてしまうところがあります。
この辺りが本当に難しいところで、最初の段階でいかに子どもの心を理解するかというところが彼らの心を理解するためには必要な第一歩です。
特にカウンセラーみたいな第三者の人にとっては。
カウンセラーじゃなくても先生やお父さん、お母さんも同じようなことが言えます。
不登校のきっかけは親の育て方や学校の問題ではありません。
しかし、不登校の維持要因は、親や学校の関わり方が大いに関係する場合があります。
そうした時に、その子の苦しさや生きづらさをどう理解することができるか。
この辺りがキーポイントになるのです。
理解することができれば、学校に行こうが行くまいが、子どもは自ずと自分らしく成長することができます。
理解するとは、言ってしまえば子どもが成長するための水や栄養みたいなものです。
後は理解に沿って、愛情をどう注いでいくかになります。
実は愛情の注ぎ方も子どもによってそれぞれで、かまってあげた方が愛情という場合もあるし、少し距離を置いた方が愛情と感じる子どももいます。
一緒にした方が「受け入れてもらっている」と思っている子どももいれば、却って苦痛に感じる子どももいます。
逆に子どもの様子や状態を見て、「今は少し距離を置いた方が子どもの成長につながるだろう」と思える場合もあります。
ここは本当に人それぞれで、ケースバイケース、試行錯誤で見つけていくしかありません。
ただ、わかるのは、子どものことが理解できるようになってくると、自ずと子ども自身が元気になってくることが一致しているということです。
それだけ、大人が真剣に子どもの思いに向き合っていくというのは大切なんだろうと思います。
来月の8月17日の土曜日は不登校セミナーが開催されます。
子どもの理解には実はポイントとコツがあり、しっかりと学ぶことで初めてできることも多いのです。
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室長:田中勝悟
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