不登校・ひきこもり改善カウンセラーの田中勝悟です。
支援をしていく上で、理解をするというのはとても大切なことだと考えています。
理解をしないままの支援は不登校の悪化を大きく招くことがあり、注意が必要です。
今回はそのことにつてお話をしたいと思います。

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不登校の支援については多くの本や書籍があります。
一昔前は、行動療法的なアプローチが主流だったこともあり、例えば校門までつれていったら帰って、しばらくして下駄箱の前まで行って、次は保健室で一時間通って、保健室で数時間過ごせるようになったら、教室で1時間だけ過ごして・・・といったシェイピングという手法をとってのノウハウがありました。
また、家族療法やPTSDの治療、薬物療法などで不登校を改善しようとする試みもあります。
箱庭療法や自律訓練法をベースとした治療法もあります。
また、発達障害が前面に出てきたときは、SSTや認知行動療法のアプローチをとることもありました。
他にも教室の中を改善させることで学校に行けやすいように配慮するという方法もとられます。
これらのやり方が悪いとは思ってはいません。
私自身、上記の心理療法は一通りしてきた経験はありますし、それらのやり方でいけるようになった子もたくさんいます。
その一方で、学校に行くことが全くできなかった子どももたくさんいます。
学校に行けないだけならまだしも、うつ症状が表れてしまい、メンタルを崩してしまい、引きこもってしまうお子さんもおられます。
その大きな違いは何かというと、子どものことを理解した上での支援であったかどうかです。
ぶっちゃけた話、学校の先生が部屋まで乗り込んできて、「さあ、行くぞ」といって車に乗せて教室に連れて行ったら、それからは普通に登校できるようになったお子さんもいるのは事実です。
その一方で、それがトラウマになってしまい、却って部屋から出れなくなってしまったというケースもあります。
カウンセリングを続けたことでいけるようになったお子さんもいれば、私の場合、お子さんと会うことがなく、お母さんだけのカウンセリングで学校に行けるようになったケースもあります。
また、中学校の間、学校に行けなかったとしても生き生きと働いているケースもあります。
不登校の支援には「コレ!」といったやり方なんて存在しません。
大切なのは、その支援の方法が子どもに合っているかどうかです。
そのためには、子どもをしっかりと理解することがとても大切じゃないかと思います。
充電期間という言葉の危険性を以前お話ししましたが、私は子どもを適切に理解した上で充電期間が必要と判断されれば、充電期間を設けることには賛成です。
ただ、何でもかんでも充電期間を設ければいいという話ではないというだけです。
理解が不十分なまま対応や支援をしてしまうと、子どもの支援につながるどころか、却って子どもの不登校を悪化させてしまうことにもつながりかねません。
だからこそ、しっかりと子どもの特徴を理解するということがとても大切なんだと思います。
来月の8月17日の土曜日は不登校セミナーが開催されます。
不登校の子どもの理解をしっかり理解するということは、適切な支援の仕方を見つけるということです。
そのポイントについて惜しみなくお伝えさせていただきます。
室長:田中勝悟
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