不登校や引きこもりの子どもを心療内科に連れて行くという選択肢は、親なら誰もが一度は通る道です。
個人的に言えば、心療内科に連れて行くこと自体は反対はしませんが、子どもの方はかなり抵抗することが多いです。
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不登校の子どもが学校に行けなく理由は、一言であれば「学校に行けない自分に違和感がないから」です。
実は精神疾患の方が病院に行くときは、「この苦しいのは本来の自分とは違う」という認識があることが前提になります。
(こういう認識を専門的には自我違和性と呼んでいます。)
要するに、無意識的ですが「学校に行けない自分がある意味自分らしい」と感じているのです。
これは不登校自体がその子らしさが出てきたために起こるものだからです。
そこに心療内科・精神科の治療を施しても、「自分らしさを奪おうとする」と子どもたちが感じてしまうと、大きな反発を生みます。
これが、子どもたちが心療内科に行くのを拒む理由です。
あと、心療内科の治療の基本は薬物療法です。
医師とその子の相性が良ければOKですが、下手するとどんどん薬の量が増えていき、最終的には大量処方状態となり、社会復帰はおろか日常生活もままならない状態に陥ってしまうこともあります。
そういう危険な状態になることもあるので、医療の利用は慎重になっておくことが大切です。
精神科医療は諸刃の剣の側面があるので、使う際はどういう意図で何のために利用するのかをしっかりと弁えておくことが大切です。
できれば一度不登校や精神科医療に詳しいカウンセラーのところに相談し、整理してから医療を利用されると高い効果が出るかと思います。
ちなみに私は心療内科にいた経験もあるので、セカンドオピニオン的な利用も大歓迎です。
お薬を見れば、ある程度の医師の処方の意図はわかります。
もし、お薬の処方に違和感があれば、じっくりとお話を伺った上で、薬の調整の仕方について、医師とどういう話をすればいいかどうか、
アドバイスをさせていだきます。
来月の8月17日のセミナーでは、そうした不登校・引きこもりの方と関わってきて私が見つけてきたことについて余すことなくお伝えしていきます。
どうぞ不登校のお子さんのことで悩んでいるのであればお越しください。
どういう風に見ればいいのか理解できれば、それだけで大きく不登校のお子さんは変わっていきますよ。
詳しくは下記よりお越しください。
室長:田中勝悟
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