無料メール相談実施中!!

1回に限り、カウンセリングルームはぴっとでは無料のメール相談を実施しています。

 

無料メール相談のご案内

 

不登校・引きこもり専門カウンセラーの田中勝悟です。

 

今回は心療内科・精神科医医師とカウンセラーの違いについてお話をしたいと思います。

 

そもそも心療内科はどんな人?

心療内科や精神科とは病院です。

 

病院とは体の病気を治すところですよね。

 

まず、心療内科とはストレスや心の状態から生じる病気を薬物療法により治すのが専門です。

また、精神科とは脳の不調による精神疾患を薬物療法により治すのが専門です。

要するに、薬によって病気を治すのが専門の人というのが正しいところです。

以下に心療内科での治療の進め方の例を紹介しましょう。

 

例えば、

職場のストレスで、不眠やイライラ、頭痛などの抑うつ状態が出ている患者がいます。

原因は職場の上司からのパワハラで、職場のことを考えるだけで吐き気がしたり、倒れこむなどかなりしんどいう状態になっています。

職場の産業医に相談をして、心療内科に受診をしました。

 

そこで抗うつ剤と副作用の吐き気止め、睡眠導入剤を処方されました。

また、休職の診断書を書いてもらい、職場に提出し3か月間、休職をしました。

飲んでしばらくはしんどい状態が続きましたが、1週間くらい経って、気持ちが随分と軽くなり、冷静に考えることができるようになりました。

気持ちが安定したので、医師や産業医と相談し、職場の配置換えをしてもらい、復職しました。

その間、医師と相談し、減薬の治療を行い、一年間かけて薬を飲まない状態になったので、無事に治療を終えることになりました。

 

これは、かなり理想的ですが、心療内科医の治療はこんな感じです。

 

医学的な手法を用いて、治療に当たるのが心療内科の仕事ということです。
 

精神科医師とは何をしているの?

では、精神科医師とはどんな人でしょう?

 

やっていることは心療内科とそんなに大差はありませんが、より脳の病気に焦点を当てた治療を行います。

具体的に言えば、内因性のうつ病(要するにストレスと関係がないうつ病)、統合失調症、双極性障害(躁うつ病のこと)は脳の不調から生じる病気です。

 

そうした病気を薬を使って脳のバランスを調整し、治療に当たるのが精神科医師の仕事です。

 

例えば、ある日急に声が聞こえ、周りの言動が常に自分を傷つけていると思うようになります。

目の前の人が急に自分のことを馬鹿にしてきたり、いつも笑われているような気がします。

 

自分の考えが常に誰かに読まれているような気がして、部屋の中に監視カメラや盗聴器が仕掛けられているのではと思うと夜も寝れません。

 

その様子を見かねた母親に「あなた最近疲れているから病院でお医者さんに診てもらったら?」と言われ、病院に行くと、医師からお薬をもらいました。

お薬を飲むと少し気持ちが落ち着いたような気がします。
 

しばらくはわからないまま、病院に通い続け、少しずつ監視カメラも気にならないようになり、仕事にも行けるようになってきました。

 

上記は統合失調の例です。

 

抗精神薬というお薬を飲んで、脳の状態が緩和してきて社会適応につながっている状態ですね。

 

これも理想的なケースですが、脳のバランスを薬によって調整することで、病気を治療していくというの精神科の仕事ということになります。

 

心療内科医・精神科医・カウンセラーとの違いとは?

心療内科と精神科医は基本は医師です。

 

なので、話を聴くということには主眼はおきません。

 

話を聴くのも、病気の原因を見定め、どのようなお薬を処方すればいいのかを把握するために、行われます。

そのため、患者の愚痴や訴えにはそれほどゆっくりと聴きません。

だからこそ、多くの人は「医者は話を全く聞いてくれない」と言います。

 

それは医師の仕事が薬による治療だからであって、話をゆっくりと聴くことではないからです。

 

話をゆっくりと聴くのはカウンセラーの得意とするところです。

 

話を聴いて、問題を整理してどうすればいいかを考えていくのはカウンセラーならではと言えます。

 

これは医師とは違った専門性です。

心療内科や精神科医と上手に付き合うには?

心療内科や精神科医と上手に付き合うには、なんといっても自分がどうしたいのかをある程度把握することが大切です。

 

そのためには、カウンセラーに話を聴いてもらうことで、自分の状態を整理し、その上で医師の診察を受けるということがとても有効です。

 

復職支援のカウンセリングでは、クライエントが上手に自分を見つめることで、最終的には復職につながったケースがいくつもあります。

 

気持ちを整理しつつ、医学的指導による治療を受けることで、改善が一気に早くなります。

 

今の状況で悩んでいる方は、ぜひカウンセリングを利用されることをおすすめします。

カウンセリングルームはぴっと

室長:田中勝悟

 

カウンセリングのご案内

カウンセリングルームはぴっとでは、不登校や引きこもりに特化したカウンセリングを行っております。

 

カウンセリングのご案内はこちらから

 

また、お問合せはこちらからできます。

 

お問合せフォーム

 

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
にほんブログ村