不登校・引きこもり改善カウンセラーの田中です。
今回は、不登校の相談でよく言われる「充電期間」についてお話をしたいと思います。
不登校には充電期間が必要という誤解
不登校について、良く言われる誤解の一つに「充電期間が必要」というのがあります。
「今は充電期間です。エネルギーをためている状態ですからそっとしておいてあげましょう」というアドバイスを受けた方は結構おられるんじゃないかと思います。
このアドバイスは、一時期はかなり高い確率で医師やスクールカウンセラーに言われるものです。
(最近は大分少なくなってきていると思いますが・・・)
「そっとしておきましょう。見守りの姿勢で」というアドバイスもありますね。
まじめな保護者ほどこれらの指示・アドバイスを忠実に守ります。
充電期間には効果はほとんどない?
すると不思議なことに、多くの不登校の生徒は中学校3年間を学校ではなく、自宅で過ごし、最終的に高校も進学することはできない状況になります。
つまり、不登校が改善されることはおろか引きこもりへと悪化してしまいます。
もちろん、保護者や教師もそうした子供を見ていくうちに、「何かがおかしい」と感じます。
しかし、「いや、専門家は充電期間と言っていたし、そうに違いない」と専門家の助言に従います。
しかし、心の奥底では「何か違うんじゃないだろうか」と引っかかっています。
このブログを読んでいる方にぜひ知ってほしいこと。
不登校に充電期間はほぼありません。
本当の充電期間とは何か?
もちろん、「充電期間」が必要なケースがあります。
それはケースバイケースです。
しかし、本当の充電期間とは何でしょうか。
本当の充電とは疲れを癒すために、家にずっといる状態ではありません。
それは一時的なものです。
本当の充電とは、未来に向かうために、クラブや勉学、同年代の人たちとの関わりを十分に経験している状態です。
成長につながっている状態が本当の充電であると思います。
だからこそ、家でずっと一人や家族といるよりも、別室登校なり、地域のコミュニティなり、外につながっている状態をどう持たせるかが、不登校の支援では大切なことだと思います。
学校の先生が家庭訪問した時に、少しでも会えることは、その子にとってプラスになります。
夜間登校でも学校に行ければ、それは大きな成長です。
それらが無理でも、地域の集まりの中で少しでも経験が持てれば、家にずっといるよりも大きな糧になります。
充電期間とは、将来のためにあります。
そのために、今のこの子の充電には何が必要なのかを考えていくことが大切じゃないかと思うのです。
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