不登校・引きこもり専門のカウンセラー、田中勝悟と申します。
長年、特に不登校の子どもとその保護者を中心にカウンセリング活動をしてきました。
不登校の子どもとの出会いは、今から10年以上前になります。
不登校がわからないまま関わる日々
最初は大学生の時に中学校の先生からの紹介で、不登校の子どもと関わるボランティアに参加しました。
そこから、教育委員会からの面談に受かり、個別に不登校の子どもと関わるボランティアを4年ほどしました。
かなり、難しいお子さんばかりを担当させていただきました。
その間、大学院を修了し、そのまま臨床心理士の資格を取得した後は、不登校の居場所活動の仕事を行い、その後スクールカウンセラーとして5年ほど勤務しました。
そこでは不登校の問題がかなり重篤化しており、不登校の子どもと関わる機会が幸運にもたくさん持つことができました。
しかし、不登校の子どものことが全く分からない。
わからないまま子どもや保護者と関わりますが、一向に改善が見られない。
先行きが全く不透明のまま、カウンセリング活動を行っていました。
「なんで、この子は学校に行かないんだろう?」
「どう理解すればいいのだろう?」
「どうやってこの子を支援すればいいのだろう?」
「お母さんも困っているのに、なんて自分は無力なんだ」
そんなことばかり考えながら関わり続けており、カウンセラーとしての実力のなさにどんどん自信を失いました。
不登校の原因を知る機会を持つ
しかし、ある時、不登校解決のメソッドを知ることができました。
最初は、そのメソッドが何なのか全く分からず、そのメソッドになぞらえて子どもを理解しようと努めました。
すると、だんだんとその子どものことがわかるようになったのです。
「ああ、こういう風にすれば、この子は学校に行けるし、しばらくすれば学校に行けるだろう」
そういう見通しが自然と持てるようになりました。
不登校の原因の核の部分がしっかりと見えてきて、その核に沿った対応ができるようになりました。
すると、保護者もどっしりと構えることができ、子どもが見る見るうちに成長し、やがては学校に行けるようになる。
そうした経験を繰り返すうちに、私の中で不登校改善のメソッドが確立するようになりました。
このブログで伝えたいこと
このブログでは、そうした私の経験と事例に基づいた不登校・引きこもり改善のノウハウを提供しています。
不登校は原因をしっかりとつかみ、それに沿った対応をすることができれば、確実に改善に向かいます。
また、引きこもりも同様です。
ただ、長期の不登校・引きこもりになると、かなり時間はかかりますが、それでも原因に沿った対応を取ることができれば、一つ一つ改善に向かうことができます。
そうした、原因を知って対応し、不登校・引きこもりが減り、明るい笑いのある家庭が少しでも増えてほしい。
それが私がこのブログを開設した一番の理由です。
カウンセリングルームはぴっとのご案内
また、カウンセリングルームはぴっとを運営しています。
不登校・引きこもりに特化したカウンセリングルームです。
カフェカウンセリング、Skype、電話、メールカウンセリングをそれぞれ提供しています。
興味のある方はどうぞ、お越しください。
室長:田中勝悟

