肉・魚・卵・大豆・乳製品 どれ食べよう?
上記に共通する栄養素は・・・“たんぱく質”
それぞれの特徴を知って、
「今日の体調に合わせながら、おかずにどのたんぱく質を選ぶか」
考えられるように、お伝えしていきますね
まず、
Q. たんぱく質とは
三大栄養素の1つで、20種類のアミノ酸からなる(そのうち9種類は食事によってしか得られない必須アミノ酸)
Q. たんぱく質の役割は
1言で言うと「体を作るもとになる栄養素」
例えば、筋肉や臓器、血管、肌、髪などを構成したり、代謝の調節や免疫機能に関わる酵素やホルモンの材料になったり、エネルギー源にもなる
!たんぱく質5種類覚えよう!
肉
魚
卵
大豆・大豆製品
牛乳・乳製品
たんぱく質の特徴
→ 症状の予防やメリット
たんぱく質は、大きく 動物性たんぱく質 と 植物性たんぱく質に分けられる。
●動物性たんぱく質
:アミノ酸スコア(バランス良くアミノ酸が含まれる良質なたんぱく質かの指標)が高い。また、必須アミノ酸9種類を全て含むものが多い。
①肉
牛肉:ビタミンB12、鉄→貧血・月経時
:亜鉛→味覚異常、成長促進に
豚肉:ビタミンB1→疲労回復、夏バテ予防
鶏肉:ビタミンA、コラーゲン→細胞粘膜や皮膚を正常に(例. 目)/美肌
:低カロリー→ダイエット
②魚
:EPA・DHA→血液サラサラ、動脈硬化予防、認知症予防、脂肪燃焼を助ける
小魚:カルシウム→骨強化
赤身の魚:鉄→貧血予防
③卵
:食物繊維、ビタミンC以外のすべての栄養素を含む
→風邪などであまり食べられない時のバランス良い栄養補給として
(たまご粥にすると、弱った時でも食べやすいですね♪)
④牛乳
:ビタミン、カルシウムをはじめとしたミネラルが豊富
乳製品(ヨーグルト、チーズ)
:乳酸菌などの善玉菌→腸内環境を調える→免疫力UP
●植物性たんぱく質
:低脂質
⑤大豆 「畑の肉」
:ビタミン、ミネラルが豊富
:レシチン→血管をきれいに保つ
:サポニン→血中コレステロール低下
:イソフラボン→骨からカルシウム溶け出るのを防ぐ
大豆製品(豆腐、納豆、味噌)
:納豆や味噌の発酵食品→栄養価・旨味アップ、腸内環境を調える
※米や小麦、野菜、果物も、アミノ酸スコアは低いがたんぱく質を含む。
大まかな特徴ではありますが、自分の体に必要なものは選べられそうですか?
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ここで、あくまでも大切なポイントは
“1日たんぱく質5種類を、できるだけすべてバランス良く食べること”
・いろいろな栄養素をまんべんなく摂取できる
・アミノ酸スコアが低い食品でも、他の食品と組み合わせることでアミノ酸バランスが改善し、食事全体の栄養価を高められる<たんぱく質の補足効果>
~1日5種類のたんぱく質の取り入れ方~
肉、魚、卵、大豆・大豆製品→1日3食のおかずに分けて食べる(1食1~2品を目安に)
牛乳・乳製品→間食等に取り入れる
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たんぱく質5種類をバランス良く食べる大切さを知った上で、
その時の体調に合わせ、“どのたんぱく質を食べよう?!”と自分の体に聞いて、これから選んでみてくださいね
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