どうもーさっちゃんです(´・∀・`)
本日も春の短編まつり、振り返るよ〜

今日はこちら!!ドドン
『透明人間、消える』

ネタバレもあると思うのでご注意を!

こちらは
慧:北川理恵さん、相田:鍛治本大樹さん、
四季:中村桃子、悠:大森さつき
の4人での作品でした。

この話はサクサク進む。とてもテンポがいい。
でもね、気付くと色んな事が起きてるんです。
色んな事が起きてるけどそれもテンポ良く進む。
演っていて心地よいサクサク感。

特筆すべきはやはり北川さんと鍛治本さんの
エネルギーとテンションと大きさですね。

北川さんはとにかく動く。
どう身体使っているんだ!?
どうしてその動き出てくるんだ!?
ってなるけど、見ていて鬱陶しくない。
寧ろ面白いし可愛い。
あと声がやはり素敵でずっと聞いちゃう。
聞きすぎて台詞逃しそうになる。笑

鍛治本さんも細かい。
細かく色んな事をやっている。
そして舞台上や物語上で起きている事に素直に反応している。
その分こちらも反応しやすくなるし吸引力があるんですよね。
凄いな〜。

桃子はそんなお二人に可愛がられながら(笑)
妹という役で。
こいつがまた突拍子もないというか姉大好きが故の
頓珍漢な所と凶暴さがあるんですけど憎めない可愛さ。
桃子とは何気に初めて一緒に芝居したんだけど、
真面目だな〜って凄く思った。

このお話は透明人間が出てくるし、
実はもう1人いるしっていう
現実では起こり得ない事がどんどん起こるんですよね。
下手したらとても嘘くさい仕上がりになってしまう。
小手先だけになって実の無い話になってしまいかねない。
そうならなかったのは北川さんと鍛治本さんが、
特に鍛治本さんだな。
徹底的に嘘を潰していったからだなと思う。

物語という嘘の世界、しかも突拍子も無い設定を生きる中で
その物語の世界のリアリティを追求していて。
そこにきちんと生きて、嘘が無かったから
このお話は成立していたと思う。

その細やかさや丁寧さは見習わなきゃ!!と
側で見ていて感じました。

短編まつりの作品の中だと比較的少人数のこの作品。
そこでお二人とご一緒出来て良かったなと心の底から思います。
あのパワフルさと細やかさ。身につけたい…!!

桃子ともまたやりたいなー。
絡んでるようで絡んでない気がしている(笑)

私の役としてはストーカーなんですけど、
やはり難しいんですよね〜。
私、そもそも恋愛をあまりしないし、
それ故に大きな失敗も執着もした事がなくて。
これ、足がなくて不安のレイナの時も同じ様に悩んだ気がする(笑)

だから、ストーカーの気持ちとか生態とかは
なんとなくのイメージだったり他の作品から吸収したり
この感情が倍増したもの、この感情+あの感情。
みたいになんとなく理解は出来るんです。
理解しきれてはないですけど。
でも実感がないのと、自分でそれを起こすのって大変で。
結果、悠のバックボーンを考えて、でも固めすぎないようにして。
オタクのパワーを借りました(笑)
ストーカーのタイプにも色々居ると思うんですけど、
オタクに近い、母性と狂気を持ったタイプに落ち着いた、かな。
よく分からんけど←
あとは動きをちょっとくねくねしたり角度つけてみたりしましたね。

あ、これはね、面白い?ダメ出しなんだけど。
この「透明人間、消える」の他に「消えたい二人」でも
私は鍛治本さんの役に好意を抱いている役で。
(どっちも消える感じの作品だな…)

最初の頃、両作品ともで「もっと鍛治本さんの事好きになって!」
とダメ出しを頂くというね(笑)
私もだけど、鍛治本さんにもダメージがいくというね(笑)
申し訳なかったです(笑)

あと、この作品は照明がとても綺麗です。
映像で見ていてとても楽しい。
シンプルなのもカラフルなのもあってお得感満載!

是非、観てね!!
この作品も配信ならではの仕掛けが最初の方にあるね!
是非観てね!

撮影:奥山郁さん
改めて見返すとみんなめっちゃ動いてんな!笑
こんだけ動いても悪い方にごちゃごちゃしなかったの凄い。









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