道具屋筋へ
キッチンスペースのレイアウトを、ここ数日で決めなければならない。なので、厨房器具についても、品番など早く知らせないといけないので、道具屋筋にみにいってきた。
道具屋筋は、意味もなく度々訪れるくらいだいすきな場所。並べられたステンレスの器具がたまらない。
できるだけ低予算にしたいので、厨房器具を中古にする方法もあるのだけれど、当たりはずれがあるのでお勧めしないというアドバイスを数人の方にもらっていたので、新品でそろえたいなと思っている。
とりあえず、何度か道具を買ったことのあるお店にはいってみたけれど、わけもなくウロウロ・・・。だれかに相談してみようかな。若い人よりは、ベテランなかんじの人のほうがいいかな。。。と、そばを通りがかったおじさんに、「あの、お店をするので、厨房器具をそろえたいのですが、見積もっていただけますか・・・?」、極力ていねいにお願いしたつもりなのだけど、「見積もりはするけど、ちょこちょこかえられても困るから。手間かかるさかいに。だいたいの機種とかきめてもらわんと・・」「ややこしいよ、いろんな型あるんやから。青写真とかあんの????」と、無愛想に、うっとうしそうに言われてしまった。
おじさんの言ってることももっともだけれど、そんな言い方せんでもいいやん!って気持ちをグッとこらえ、「あの・・・そんな面倒かけるつもりはないんですけど、ちょっと相談にのってもらいたいなぁと思って・・・・。」と言うと、「じゃあ、カタログでも、見てみるか?」ということになった。
一応、欲しいと思っているのは、絶対に必要な2槽シンク、吊り棚。それに台下の冷蔵庫、製氷器とガスコンロとガス台ということを伝えて、図面をみてもらう。
ひやかしでないと思ったのか、「ほーほー。きまっとるんかいな。ちょっと地下いこか。」って感じになり、冷蔵庫やシンクが並ぶ地下に案内してもらった。
全くのド素人なのでプロのアドバイスににおもっきり頼ろうと思っていることを伝えると、おじさんは、「よっしゃよっしゃ。どれどれ。」と、はりきりだした。
図面をみてもらいながら、席数やメニュウのことなんかを説明させてもらうと、メジャーを片手に、サイズとかをどんどん決めてくれる。
お店のレイアウトを頭に入れて、どのくらいスペースがあったほうが動きやすいとか、こういう動線をつくった方がいいとか、下げた食器を置く場所や、ゴミ箱の位置まで決めてくれる。製氷器の活用のしかたなんか、いろんな裏技を教えてくれる。「わぁ、すごい!」と褒めさせてもらうと、すごく得意げだった。
元々世話焼きらしく、どんどん親切に。「なんでも言うてきいや。」とか、「設計の人にも、工務店の人にも、直接話したるで、ええようにしたるさかいにな。」と、頼もしくうれしいお言葉も。
台下の冷蔵庫は、冷凍1室・冷蔵2室の3ドアにしたのだけれど、「もう、いっちゃん下まで、いこか。いくらまで下がると思う。あててみぃ。びっくりすんで。」と、上代68000円のものを、187425円にしてもらった。
おじさんは、ちょっと笑福亭仁鶴師匠っぽい。大阪の商人って感じ。人って、じっくり話し込まないとわからないぁ。
あと、この道何十年の知識はすごいなって、感心してしまった。