皆さまこんにちは。
最近は油の関心度が高まっていますね。
ココナツ油、エゴマ、オメガ3脂肪酸 etc.
油にも種類があって、身体に取って良いもの
好ましくないものがあるという認知度は
上がってきました。
(こちらの記事もよろしければどうぞ)
http://ameblo.jp/hapinicho25/entry-12028698550.html
そうはいっても、普通のサラダ油でいいわ の方が
ほとんどだと思います。
では、その油、どうやって作られているか
ご存知ですか?
油の抽出方法には大きく分ければ圧搾法と溶媒法の
2種類があります。
圧搾法には低温・玉締め・高温とあります。
低温、玉締めの圧搾法は、時間がかかるものの、
素材の味や風味、栄養素が活きています。
高温圧搾法は、採油の効率が高い方法ですが、
複数回の高温加熱するため、栄養や風味がほとんど
無くなります。また、溶剤で漂白もします。
有機溶媒系の溶剤を使って、更に効率良く油を抽出
出来る方法が、溶媒法です
溶剤には「ヘキサン」などが使われます。
このヘキサン、自動車整備、機器や部材のグリスや
油脂汚れの除去等に使われ、プラスチックやゴムを
侵す作用があり、非常に毒性が高い溶剤です
その後の工程で、高温で溶剤を気化させるとはいえ
溶剤が残ることもあり得ます
更に長期保存の為に、レシチンや食物繊維、カルシウム、
マグネシウム、鉄などの栄養素を取り除きます。
更に変色で古さが目立たないよう、高温でβカロテンや
ビタミンE、香りも取り除かれます。
そして、240℃~270℃に長時間放置して脱臭します。
何度も200度以上の高温にさらされ、トランス脂肪をはじめ、
活性酸素や過酸化脂質などの有害物質が大量に発生し、
体にダメージを与えてしまいます。
「植物性油脂」「食用精製加工油脂」と書かれているものは、
溶剤抽出法で作られた可能性が高いです。
更に高温加熱調理され、調理されてから何時間も経っている
揚げ物などは、いっそうトランス脂肪酸※や酸化が
進んでいるということは、否めません。
(※影響については、調べてみてくださいね)
神経質は好ましくないけれど、無頓着は、結果として
自分の身体をないがしろにすることになりかねません。
私は、低温圧搾法の油を使っています。
量産、長期保存の為に致し方無い方法なのでしょう
けれど、賢明な選択は個々にかかっているのですね。
これは、油に限ったことではなく、他の食品、医療
生活に於いてあらゆる局面で、健康や安全な生活のために、
知る努力がとても大切だと思います。
(今日は、ちょっと固くて!?ごめんなさい。)
今日も皆さまが、お健やかにお過ごしになれますように。
Nicho
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