皆さまこんにちは。

台風が過ぎ、一気に暑さが増しましたね。


 

言葉なんてただの伝達ツール・・・

そうお思いの方もいらっしゃるかと思います。


 

沢山の言葉が行き交い、その言葉や言い回しが持つ力を

敏感に感じ取る環境で、感覚を研ぎ澄ますことを

要求される仕事をしているから

如何にどんな言葉を選ぶか、どの様に話すかの

大切さを肌身で感じています。

 

 

 

例えば、助詞の選択一つでも、全くニュアンスが

 

変わりますよね。

 

「お水いい」 と 「お水いい」

お水ならまだしも 主語が「あなた」だとしたら

言われる側の心象は全く異なりますよね。

 

 

又言い回しもしかり。

 

「お水が飲みたいです」と「お水をいただきたい」 

「いただきたいです」「ください」

「いただけますか?」

 

「頂けたら嬉しいわ(嬉しいな)(嬉しいです)」

 

「頂けます?」「頂戴。」

これは抑揚で可愛くも高飛車にもなれてしまいます。

 

ちなみに気持ちの良い頼み上手、甘え上手は

「頂けたら嬉しいな❁」ニコニコ ですよね。

 

言葉の選択肢がこんなにあり、

 

遊べるのですよね。
 

楽しいですね。 面倒ですか?



 

 

そして、どう伝えるか ということには気を使っても

相手の方にどう伝わるか、どう感じるか ということは

あまり意識されないのではないでしょうか。

 

例えば、それなりにクラス感のあるお店だと

言葉遣いで店員さんの態度が変わることも

実感があります。

 

お店などに限らず、仕事でのお付き合い、友人でも

礼を礼で返すには、敬意のこもった場に相応しい言葉を

選ぶことが大切だと思います。 

 

変に気を使う、相手に迎合するということではなく、

相手が心地よくなるような言葉を選ぶこと

 

これも思いやりの一つだと思います。

 

そうやって言葉を選ぶことが思考を深くし、

 

洗練されていくのではないかと思うのです。

 

そうした言葉を使うことで、

自分を取り巻く環境も変わってくるのです。

 

受けるもてなしの質、寄ってくる幸運度・・・

 

 

そして

 

素敵な装いの方が美しい言葉を使っていると

更にその美しさが際立つように感じます。

逆に、折角お洒落が決まっていても

発する声質や言葉選びから受ける印象で

損をしていて勿体ない方もいらっしゃいます。

 

 

 

アクセサリー以上に自分を輝かせ、

周囲にも心地良い印象を振りまけたら

素敵ですね。

 

言葉選び、楽しみながら出来たら良いですよね。

 

 

どうぞご自愛の上、

 

素敵な週末をお過ごしくださいね。

 

ペタしてね