私たち夫妻には残念ながら子どもがいないが、その分、姉の娘には赤ちゃんのころから「我が家の子ども」という認識で接してきた。

その姪っ子がついに結婚式をすることになろうとは…。

 

もちろん、婚礼ジャーナリストとして幅広く、深くウエディングのことについて知っている堂上であるから、今夏に新郎と一緒にやってきた際には、さまざまな話をした。

 

新郎のHくんは食品関係の企業に勤めているので、私は実に、本当に久々に包丁を握って手作りの洋風料理を出した。一般家庭のオヤジでも、この程度の料理は出せる。当然、それ以上に美味しい会場を選んでほしいとの願いを込めたのだ。

 

また「叔父さん、僕たちは料理中心で特に演出もなく、ゲストとの会話を重視した内容をかんがえているのですよ」と、これまた実にいまのカップルならではのニーズを抱いているようだった。

そこで私は

「自分が料理を実食したなかで、お勧めはこことここ」といくつかの会場をはっきりと伝えた。

もちろん、私は勧めただけで決めるのは本人たちだ。

その結果、会場はどこになったのか?

それはまた後の機会にお伝えしたい。