「29型画面の上下がカットされ、時には左右まで切られて実質21型状態で『地上アナログ放送は2011年7月に放送終了します』とやるもんだから、ついにウチも地上デジタルテレビに買い換えたよ。しかしあれは庶民イジメの何物でもないよな」
と語るのは、堂上の高校時代からの親友Y氏。
某東証一部上場企業の部長さんだ。
堂上もさすがに買い換えた。Y氏と同様、29→21型イジメに耐えかねたのだ(笑)。
それにしても全国に800万人近くいると言われる年収200万円以下の人たちはどうするのだろう。
買い替えたくても買い替えできない人たちのことを、テレビ局は考えていない。だから、あんな画面縮小などというマネができるのだ。高給取りのテレビ局の人たちには理解不能な世界なのであろう。
と、イヤミをたっぷりと言った後で、こんにちは地デジTV、さようならアナログTVである。
思い起こせばわが家のアナログTVくんは、よく頑張った。
まだリサイクルに出さずにとってあるが、毎日目にするたびに
「お前はえらいな。お疲れ様でした」
と声をかける堂上である。
このアナログTVくんは22年間、堂上とともに富める時も貧しき時も、喜びも悲しみも分かち合ってきた。
だから別れがたいのである。
確かに新しく赴任してきた地デジTVくんは優秀だ。
「『お願いランキング』の背景はこんな色だったのか!」
と驚くほどの鮮明な画像。
その今後に期待はするが、しかしながら現時点での貢献度ではまだまだアナログTVくんの足元にも及ばない。
ところで、結婚式の前後に新居・新生活もスタートする。
エコポイントなど、知らなければ損をしてしまう制度もある。
冷蔵庫やテレビを買ったはいいが、エコポイント対象商品ではなかった。
エコポイント対象商品を買えば、2万~3万ポイントつくので、これは大きい。
ポイント分だけ、新たな買い物ができるのだから、このあたりしっかり勉強して新生活に必要な家電を購入してほしいものだ。