婚礼ジャーナリスト  堂上昌幸BLOG-富士山1


親戚に誘われて、富士山に登ってきた。

死ぬかと思った(笑)。これは五合目の写真。

下はそこで食べたオムライス。



婚礼ジャーナリスト  堂上昌幸BLOG-富士山2


高尾山くらいまでなら、素人のハイキングとしていいだろう。

しかし、富士山となると素人が安易に登れるレベルではない。


一番しんどいのは、七合目から八合目。

八合目の山小屋の遠かったこと。

酸素濃度の薄い中をあえぎながら、なんとか登った。





そして下山の途中で気付いた。

サイフを山頂に落としたようなのだ!


帰ってきて、その話をある人に言うと、

「堂上さん、それはいいことをしましたね」

と、変ななぐさめかたをするではないか。

「いやいや、富士山の八合目から山頂までは富士山本宮浅間大社の境内という扱いなんです。つまりわざわざ登って“ご奉納”してきたわけですから、これは大変なご利益がありますよ」

というのだ。


その話で、ちょっとなぐさめられた堂上であった。

(いくらサイフに入っていたかなんて聞かないでくれ! 思いだして悔しいから 笑)



婚礼ジャーナリスト  堂上昌幸BLOG-八合目


ところでこの富士山の山頂でウエディングができるそうなのである。

毎年、夏の間だけだが、浅間大社の奥宮である山頂の神社挙式が叶うそうだ。

それはすばらしいウエディングになるだろう。


あの山頂に至るまでの苦労は、平地における結婚準備とはレベルが違う。

しかも、ふたりそろって山頂に無事辿り着くとは限らない。

現に、私が雑魚寝した八合目の山小屋で、カップルで来ていた彼女のほうが、高山病にかかり、そこでリタイアしていた。


そんな苦難を乗り越え、無事辿り着いて挙式。

万感せまるものがあるだろう。


これは山頂。雲に覆われてご来光もみえず。



婚礼ジャーナリスト  堂上昌幸BLOG-富士山3