私は2年前に、「エコ・ウエディング」というテーマで業界人を対象にした講演を行なったことがある。
それは、ウエディング業界の健全化・透明化・消費者メリットの追求というもので、いま一般に言われる環境保護というものではなかった。
しかしエコといえば、もちろん環境問題の方が世間一般の認識率は高い。
そして、ブライダル業界でも、エコ・ウエディングを提唱し、少しでも環境保全につながるよう努力する企業がぽつぽつと現われている。
ますば先日紹介した「ダイヤモンドリングウエディング」を企画した婚礼プロデュース企業のラディーブ(ファーストアドバンテージ)。
ヤフーで「エコ・ウエディング」で検索するとまっさきに同社サイトがヒットする。
また「環境保護 ウエディング」で検索すると、神戸ポートピアホテルが最初にヒット。
(ジェダイマスターのIくん、元気でやっているかな 笑)
そのほか、私が知っているだけでも、ゲストハウスグループのノバレーゼや、岡山のザ・マグリットなどが環境保護に積極的に取り組んでいる。
ラディーブには、先日取材に行った折にも、興味深いアイテムを紹介してくれた。
それが上の写真だ。
これは「KUSU HANDMADE エコブロック
」。天然くすのきを使った衣類の防虫・アロマグッズで、切り出しの端材を再利用している。サンプルも無料で入手できるそうだ。
これを引き出物として贈ることもできるし、あるいは文字の印字もできるので二次会パーティーの招待に、ふたりの名前と二次会場の場所、時間などをアップしたブログURLアドレスなどを印字して郵送すれば、実におしゃれな二次会インビテーションアイテムとなる。
ともあれ、結婚を機に、環境保護に努める夫婦であることを誓うなんて、素晴らしい志の高さだ。
そうしたカップルがどんどん増えていけばいいと願う。