いまホテル、結婚式場は冬季のフェア真っ盛り。(フェアについては左サイドのアーカイヴにも記事あり)。
何度もこのブログで紹介しているように、年末年始に実家に帰省した折、両親に結婚することを報告する人が多いから、両親の承諾を受けたカップルたちが、いよいよ年初めから結婚式場探しをスタートする。
このタイミングにジャストミートさせるように、ウエディング業界では1~3月にフェアを開催する。
お盆明け、夏休み明けの9月も同様の意味からフェアのシーズンとなる。
1~3月のフェアに参加するカップルは、今年の秋から年末に結婚式本番を予定している人たちで、9月にフェアを訪れる場合は、2009年春~夏を予定しているカップル。
もちろん、できちゃった婚の場合は、最近業界も対応姿勢が整っているので、いま式場に行って4月、5月ならば多分大丈夫、どこか見つかるようになっている。
また、そういう現状のほかに、婚礼のピークである11月を除き、ほぼ毎月、毎週のように、小刻みに小規模な「ミニフェア」を開催するのも、最近のトレンドになっている。
小規模なフェアと大規模なフェア、どこが違うかというと、まず挙げられるのが、小規模なフェアではその日開催するテーマを絞り、また参加カップルの組数も絞る傾向があることだ。
人数制限があるのだから「な~んだ、いま急いでいかなくても、毎週フェアがあるなら楽勝じゃん」
みたいな余裕をかますことはできない。
それが「ミニフェア」というものだ。
人気会場であればあるほど、余裕禁物になることは、いうまでもない。
また模擬挙式やビデオ・余興など映像演出は人数に融通がきくのだが、料理の試食やデザートサービスなど飲食がともなうミニフェアほど、人数制限が厳しくなり、泣き落としがきかない傾向にある。
これはあらかじめ準備しておかなければならないからだ。
衣裳試着体験&記念スナップサービス系のミニフェアでは、試着ブース個室の数の関係があるので、試食ほど厳しくはないが、それでも模擬挙式や映像・演出関連フェアよりは人数がシビアになる。
いまの時期に行われているのは、大規模なフェアとミニフェアの両方だ。
大規模なフェアでは、成約者を中心にそのカップルたちのコーディネートを決定する内覧会であることが多い。ただし大規模なフェアは、1つのホテル、結婚式場で年間2~3回しか開かれない。
成約者中心の場合でも、新規の下見来館カップルも入場させてくれる式場が多いが、中には成約者と新規をはっきりと分けている式場もあるので、この点も事前確認か必要だ。
大規模なフェアではテーマを絞らず、模擬挙式、模擬披露宴、試食会、衣裳試着体験、映像・余興演出体験などを一挙に開催する。そのホテル、式場のおおよそのウエディング内容がつかめるのが、大規模なフェアに参加するメリットといえる。