今日は講師をしている学校でプレゼンテーション。
夏休みを前に最後のプレゼン。
緊張のなか生徒達のプレゼンをみているとその成長がうれしい!
しかも最近の若い子達は、ビジュアルのデザインがほんとーーにうまい
ファッションでのプレゼンテーションでよくつかわれる、雑誌などからイメージや、アイテムをコラージュするものがあるんですが、そのバランスのいいこと
小さい頃からテレビ、ゲーム、広告のいいデザインを見ているせいか、表現力がとてもいい。
デザイン画も上手。
ただ・・・足りないものは・・・
ボキャブラリー。
せっかくいいものを作っているのに、すべて「かわいい」
になってしまうのだ。
最近、町を歩けば「かわいい」にあたる。
子犬を見ては
「かわいい~」
アムロちゃんををみては
「かわいい~」
おじいちゃんをみても
「かわいい~」
彼女達にとって見るものすべてが「かわいい」になってしまうようだ。
これは何も女性にかぎったことだけではなく、男の子にも伝染しつつある。
かわいいが似合う男性は、ぴーこさんか、いっこうさんくらいだろう・・・
そう思ってしまう私はいまや古い人間なのだろうか・・・・
いやいやそんな事はない・・・と、私が出した次回の禁止令は
「かわいい禁止!」
もっといろんな言葉をつかったりするのよ~。
色んな絵を見たして色んな感想をこころの中にもちなさい。
と、先生らしい言葉で授業をしめた。
帰りがけ、生徒から
「あっこせんせ~!それかわいい~」
と、もっていたものを褒められ禁止令を出したにもかかわらず
「あ・・・ありがと」
つ、つい・・いってしまった・・・・・
30を過ぎた私が「かわいい」喜んでいる場合ではない
でも、やっぱり・・・うれしいかも