お姫様のようなウエディングドレスをきるイツカさんですが、3次会はぐっと大人っぽいエンパイア切り替えのホルダーネックのドレスを着られます
実はイツカさんのウエディングドレスには仕掛けがいくつかあって、2次会には裾の長さが変わるように作ってあったり、後ろのトレーンを付け替えて、お花のコサージュも付け替え、雰囲気を変えたりします
そして、3次会で着るのは着物布で作ったドレス。
家紋もしっかり胸に生かしてあります
この着物はイツカさんがおばあ様からいただいたものだそうです。
「おばあちゃんがくれた着物をこれからも着れるようにドレスにしたい」
というのがイツカさんの希望でした。
当初はマチをいれて裾を広げるラインにする予定だったのですが、着物の美しさである柄あわせを崩すのがどうしても、昔の職人さんの気持ちを崩してしまいそうだね・・・
と、話し合い、柄をそのまま生かしたドレスにしました。
着物は代々受け継がれていく大切なもの。
そしてそこには代々の想いがあるんですよね。
形は変わってもそこにある、お互いを思いやる家族の暖かい絆を感じました