2007年~2008年のAW(秋冬)コレクション
からのドレスのリポートをいたします~
本日ご紹介するのはELIE SAAB (エリー・サーブ)
私自身、今秋冬のオートクチュールコレクションの中で一番お気に入り のコレクションです
今年の秋冬以降、注目されると踏んでいる「ドレープ」
そのドレープを優雅に繊細に使いながら、美しいドレスを見せているのがこのエリーサーブ。
袖、胸のラインに流れるようなドレープに注目して見てみて下さいね
どーですか~
このドレープとスカートのバランス
ワンショルダーは、そのドレスによっては硬いイメージや、強い女性のイメージになりやすいんですが、
このドレスは胸から緩やかにドレープがあり、肩までつながっているのでとても柔らかいイメージになりますよね~
ウエストで刺繍のマークがされているところもバランスよく見え美しいライン作りの押しの一手
という感じですね
こんな大人のエンパイアドレスはいかがでしょう~
神話の女神のようなやわらかく風になびくようなドレス。
エンパイアのラインでもこんなに大人で上品な形に見えているのはまず一つは、胸のカットにあります。
胸を強調しすぎない、少し下目のカットが華奢にも見せてくれています。
また、スカートや、袖などにシフォンが使われています。
シフォンは柔らかく落ちる素材なので、美しいラインを見せてくれる上、程よくフィットし、程よく包んでくれます
このドレスはボレロ風のジャケットがついていますが、スカートのラインが美しくないですか~
ティアードになったスカートは、徐々に広がりマーメードのラインを作っています。
腰から少しフレアーになっているため腰骨とかが気になり人もゆったりと優雅な広がりを作ることができます
マーメイドというと、裾あたりだけにフレアーが入ったもののイメージが強いかも知れませんが、
このドレスのように高い位置(大体 ももの半分辺り)からフレアーが入っていると足長効果もあり、美しいスカートラインを作ってくれます
今回のエリー・サーブご紹介した3点以外でもたくさん、たくさん素敵なドレスがあります
どれも、きっと女性を美しく見せてくれるラインですよ