10月中旬挙式予定のあすかさんのドレスのトワルの最終仮縫い用ドレスを製作中です~


前回、トワル(実際とは違う布で・・シーチングという素材のことです)で形をつくり、

ウエストや、バスト、スカートの広がりなどをチェックしました。


で、今回は最終トワルフィッティング用。

本番のドレスと同じ様な条件でドレスを作っていきます~


ここでは私の職人美意識が燃え上がりますメラメラ

一ミリのずれもなく縫い上げるのがまた面白いんですアップ




縫いはもちろんですが、実は大切なのはアイロンでの膨らみの出し方だったりします。



上と、下。

どちらも同じ布で作った同じパターンのものなのですが、ぜんぜん違いますよね~。

下はノンアイロンなので、余計に違いが分かりやすいですが、このアイロンをなんの意識もせず欠けてしまうと、

形は一瞬きれいそうだけど、胸がとんがって変なところにしわができてしまう原因にもなります


たいして上。

これは、むねのカーブにくせとりというアイロン技術を駆使して仕上げたものです。

胸があるように、ま~るくなってるでしょ目音譜??


これが、美しいラインの作り方の一歩でもあるんです。




トワルの状態でここまでやる必要があるか?

といわれれば、それは人によりますが私は絶対に必要だと思います。

布と、体の空気の分量が美しいドレスのシルエットを作ります。

トワルとはいえ、着心地のよさとシルエットの良さをすこしでも花嫁さんに感じていただけたらそれだけで幸せですもんね~ラブラブ


そうそう、じつはこの胸のくせとりをしっかりすると、サイドがすっきり見えて同じパターンで作っても、ほっそりとしたシルエット作りができるんですよ~


今日は、職人的なことばかり並べてしまいました~