本ばかり読んでいる主人公の稔、姉の雀、娘の波十(はと)を中心に友達や元妻などがおりなす日常を描いた作品。事件が起こるわけではないが、いとおしくて大切な日々が胸にじーんとくる小説だった。
夫が本ばかり読んでいるので、愛想を尽かして別れてしまう妻。二人でいるのにパートナーが本を読んでいると、自分に向き合ってくれないとものすごく孤独を感じたという。テレビばかり見ている再婚相手の方が私はぞっとするほど嫌だが。
娘の波十は夫に似てかなり本の虫であるが、母の言うことに逆らったりはせず聞き分けは良い。しかし、波十は叔母の雀とは肉親以上に言葉がいらないほど通じ合っているのが皮肉的である。
同じ部屋の中で、稔、雀、波十の3人がめいめいが好きな本を読むシーンもある。
この小説の面白い特徴は、稔が読んでいる小説の内容も登場し、唐突ち途切れるのだ。誤植かと驚く。稔と一体化して小説を読みながら、突然に現実に引き戻される感触が新鮮だった。
活字中毒にはたまらない小説かもしれない。
私が幼い頃、親戚の家に行くと本棚から読めそうな本をあさって読みふけっていたのを父に咎められたことを思い出した。確かに行儀悪いし愛想もなかったわね(^_^;)ごめんなさい。
夫が本ばかり読んでいるので、愛想を尽かして別れてしまう妻。二人でいるのにパートナーが本を読んでいると、自分に向き合ってくれないとものすごく孤独を感じたという。テレビばかり見ている再婚相手の方が私はぞっとするほど嫌だが。
娘の波十は夫に似てかなり本の虫であるが、母の言うことに逆らったりはせず聞き分けは良い。しかし、波十は叔母の雀とは肉親以上に言葉がいらないほど通じ合っているのが皮肉的である。
同じ部屋の中で、稔、雀、波十の3人がめいめいが好きな本を読むシーンもある。
この小説の面白い特徴は、稔が読んでいる小説の内容も登場し、唐突ち途切れるのだ。誤植かと驚く。稔と一体化して小説を読みながら、突然に現実に引き戻される感触が新鮮だった。
活字中毒にはたまらない小説かもしれない。
私が幼い頃、親戚の家に行くと本棚から読めそうな本をあさって読みふけっていたのを父に咎められたことを思い出した。確かに行儀悪いし愛想もなかったわね(^_^;)ごめんなさい。