ディカプリオがインタビューで言ってた。
デイジーはギャッツビーにとって「夢の象徴」だったのだと。
そうかもしれない。
でも私はそれだけでなくて、ギャッツビーのコンプレックスの象徴でもあったのだと思う。
生まれが極貧の農民の息子であったこと。
上流階級の良家のお嬢様を手に入れたいのは、自分自身欠乏していると感じていたもの・・・
それはデイジーが自分の生まれに対する劣等感を補ってくれる存在であると、知らず知らずに求めたのだ。
 
それがわたしには悲しい。
 
結局自分で自分を認め愛するしかないのだ、古今東西老若男女全ての人は。
 
村上春樹がいちばん影響を受けた小説だと明言している。
 
男の美学を描いた「カサブランカ」にも似ている。
でもこちらの方がより生と死を描いていると思う。