では真央はどう戦うのか。
オリンピックで目指していることは、はっきりしている。
3Aの成功率を高め、ルッツのエラーを直し、3-3と3Sも入れたフリープロを滑ること。
間に合うのかって?
真央は今、2年近くコーチ不在で練習してきたツケを払っている。
~私が応援していたJリーガーに柳沢選手がいる。彼は若い頃、ドメスティックプレイヤーとある解説者から
言われていた。 それは、所属していた鹿島アントラーズでは素晴らしいプレイを見せるのに、
代表に召集されると、いっぺんに借りてきた猫みたいになるという意味だった。
真央は、私に言わせるとドメスティックアスリートのようだった。
なぜ海外でコーチに習わないのか。 なぜタラソワのもとに行かないのか。
今から思えば、母堂の側を離れたくなかったのかもしれないし、何か理由あってのことかもしれない~
バンクーバーオリンピック前は、劇的にジャンプがかみ合い出し、間に合ったのだ。
そして銀メダルとワールド優勝の後、表面的には忽然といろんな問題点が浮上してきたのだ。
ジャンプの修正と並行して、又はそれより優先させたのかは分からないが、
佐藤コーチは今シーズン、スケーティングを強化した。
ステップでレベル4を揃えられるようになったのは大きいし、優先順位に理由があるに違いない。
一見遠回りに思えるが、あるとき突然ジャンプが成功しだすのではないかと思う。
バンクーバーオリンピック前のように。
今月は、台乗りを逃すかもしれない。
真央が「今のままだとメダルも遠い」 と口にしたのを私は初めて聞いた。
3Aを飛んでくるとしたら、それは調子が良くないときだろう。
フリーに自信がある、と語った、全日本のときの調子が戻っていれば、手堅くまとめてくると予想する。
続く