ヨナは、濃い役を演じる(007、シェヘラザード・・・)方がやりやすいのかもしれない。
でも個人的な見解かもしれないが、やはりヨナの最大の魅力は、濃い役も乙女な柔らかい役も両方演じられる
ところにあると思う。(ところにあったというか・・・)
SPとFPで違うタイプのプログラムを見せられる選手は、そう多くない。
OPシーズンの大ちゃんやあっこちゃん、ワールド金に返り咲いた前期の美姫ちゃん(EXも含んで)などが
思い出されるが、ヨナはロクサーヌとあげひばりのプロを06-07に既に見せているのだ。
ただ、フィギュアスケートの醍醐味は、芸術とスポーツの両面を見せなくてはいけないことである。
先にも書いたが、3-3のコンビネーションジャンプを1シーズンで変えるなんて、簡単にできることではない。
OPのために、ルッツからのコンビネーションを入れることを最優先させたのかもしれない。
ヨナのジャンプ構成は、それまでは私でもそらで言えるくらい、ジュニアの頃から全く変わっていなかったのだ。
(どうやって取得したのか・・・メンタルも強いと思う)
ヨナは得意ジャンプと苦手ジャンプがはっきりしており、特にループが飛べないのはトップ選手では珍しい。
(エッジジャンプが苦手?)
その代わりトゥジャンプが得意で、セカンドにつけるトゥループは幅も高さも申し分ない。
がっと足をついて引きつけるように飛ぶ・・・佳菜子の飛び方にも近い・・・セカンドループ持ちはこれができないのよね・・・
ルッツから3トゥループをSPFPにも入れ、2Aー3トウループも鮮やかに決めたとき、メダルは決まったのだ。
ここからが、第二章である。
ヨナは今のところ現役続行であり、競技用SPFPのプロを用意しなくてはいけない。
他の選手は失敗から学び、試行錯誤をしながらプロを作り上げていく。
(前期の美姫ちゃんのように・・・ファンの贔屓目もちろんあり)
ヨナの場合は、必勝プロが出来あがっているところが、皮肉にも演技の幅を狭くしているのだとしたら・・・
常勝を義務付けられているわけでも無いだろう。
それよりも純粋に競技場でヨナが観たいと待っている人が多いのではないか。
来年もワールドには出てくるだろうか、、、やっぱり私は観たいと思う。