
・・・”ブーリン家の姉妹”の著者です。
ナタリーポートマンとスカーレットヨハンソン二人の共演は見逃せない!ということで映画を観たら、
史実かどうか知りたくなり、原作読んだらはまった・・・
確かに姉妹そろって、ヘンリー8世の子供は産んだらしい。
実際ヘンリー8世は6人の妻をめとり、アンブーリン始め
2人の妻を断頭台に送っている。
これはひとえに世継ぎの男子が欲しかったためだ。
庶子だとお世継ぎと認められず、男子がいない場合は女子が王座につく。
どうしても男子の世継ぎが欲しいヘンリー8世は、結婚離婚を繰り返すしかない。
(映画では、ヨハンソン演じる妹のメアリーブーリンも男の子を産むのだけど王は冷たい。
でアンブーリンは、今の王妃を追い出しても自分がその座におさまろうと、ますます決意を堅くする。)
~驚くことに妹の生んだ子(ヘンリー8世ではなく最初の夫の子)は21世紀にも血筋がつながっているという。
比べてアンの血筋はエリザベスで途絶える。
このあたりは、愛憎劇だけではなくイギリスがバチカンから独立するきっかけにもなり、アンブーリンはあの
エリザベス1世の母親というだけでなくて、イギリス史にも大きくかかわってくるのが面白い。
~カトリックだと離婚できないのだ、そしてイギリスはイングランド国教会を作り独自の道を歩み始める~
アンブーリンは”1000日のアン”という映画にもなっているが王妃の座にいた時期は短い。
7年もの歳月を前王妃キャサリン妃の離婚手続きに費やしたのだ。
・・・しかし生まれたのは女の子(エリザベス1世ね)・・・そしてアンは断頭台に・・・
日本のような側室制度(庶子でも男の子ならいいのよ~)って、ヨーロッパでは認められないのだ。
これはキリスト教の定義からくる厳しい縛り。
しかもカトリック対プロテスタントで、凄い血が流される恐い時代なのだ。
(前王妃キャサリン妃の娘メアリー1世とエリザベス1世も対立する・・・カクテルのブラッディマリーの由来も)
それに比べて日本は、私の好きな聖徳太子に遡るが、こういった宗教的な縛りが無いのが面白いわ~。
だって神も仏もどちらも信じてもいいのよ~とやったのは日本だけなのだ。
・・・とグレゴリーの訳本全て読みました。
次作は、ヘンリー8世亡き後女王の座を巡る、異母姉妹メアリー1世とエリザベス1世の話

父ヘンリー8世の血の系譜が、その娘にも受け継がれていく・・・
この次作は、映画でも漫画でも偉大な女王といわれるエリザベス1世を、いや~な女性に描いているのが面白い。
この本上下巻なのだが、ドレスの感じでいうと
左がメアリー1世で右がエリザベス1世に見える^^
ヘンリー8世の生涯をドラマにしたシリーズがアメリカで人気があるらしい。
近所のTUTAYAに無いから未見なんだけどめちゃめちゃ面白そう。
こんなに妃がいたのにね~


次はこれ。
宮廷の愛人とは、生涯夫をとらなかったエリザベス1世の愛する人を描いてます。
これを続けて読んだら、ケイトブランシェットの映画”エリザベス”を自動的に
観たくなり、再び視聴。
前回観た時より数倍面白くなってた^^
メアリー1世が、側近からエリザベスの首をはねるよう箴言されるのだが、
憎みながらもメアリーは実行できない。
同じ父を持つエリザベスを、深いところで同胞だと思っていたのだろう。
そして昨日本屋で見つけた新刊はこれ~これでGW最終日はなくなるな~、と覚悟する。
でもこの題名”白薔薇の王妃”の間違いだね。女王ではありません、この時代は男性が王座についてます。

予感通り読破した・・・ゆっくり味わってよめばいいのにね~~~
ま、一気に読みたいのは嗜好の問題だと思うから気にしない。
以下訳本の紹介
これはヘンリー6世の時代だから、アンブーリンより前の話。
正直前作の方が面白かったな~。薔薇戦争って習うんだよね・・・聞いたことしかないけど・・・
グレゴリー通じて、世界史とってなかった自分が、どんどんイギリス王室史に詳しくなっていくのは可笑しい。
とwikiで調べたら、シェイクスピアのリチャード3世ってこの時代なのね~~~
(シェイクスピアは極悪非道に描いてあるが、諸説あるらしい)
凄い時代だ・・・薔薇戦争とは後世につけられた名前で、その時代は”いとこ同士の戦争”と呼ばれていたと。
いとこから兄弟、甥、、、と血みどろの王座を巡る戦争をしている。
でもこの小説の主人公は、エドワード4世(リチャード3世の兄)の妻エリザベス王妃。
よく人物像がわかっていない女性に、スポットライトあてて主人公にするところは、
英国版”お江”ということだな^^
グレゴリーのホームページ
訳されていないのもあるのが残念。全部読みたい(でも原作挑戦はやだっ)