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脳卒中(脳出血・脳梗塞)と有酸素運動・無酸素運動‐1
麻痺側の手足は動かし難いので、正常な筋肉と違って軽い負荷でも激しい運動に成りがちで、おそらく心拍数が上がり無酸素運動になり疲労し易いと考えられます。
また、
リハビリで麻痺側の手足の筋肉を有酸素・無酸素運動に関わらず、使えば使う程に筋肉は疲労して硬くなってしまいますし、
線維化した硬い筋肉(拘縮)のままでリハビリを受けると更に硬くなってしまいます。
以上を考えると、
この流れでは、悪循環で良い結果に繋がらないと思います。
要は、筋肉が硬くならないようにしてリハビリを実施する事が完全回復の奇跡を起こすと考えています。
筋肉を柔らかく維持して、リハビリ運動が出来たら最高です。
参考図→有酸素・無酸素運動‐JA愛媛厚生連
有酸素運動は、軽い負荷の動作を長時間繰り返して、長時間同じ一定のフォームで続けられる心拍数を軽く上げた運動です。
有酸素運動は心肺機能を強化し、血液循環機能を改善させます。
筋肉の血行を促進し、筋肉を柔らかくする効果と筋膜の柔軟性を高める効果があります。
しかし、やり過ぎは筋肉の疲労を起こし筋肉が硬くなりがちです。
有酸素運動時のエネルギー源は、体内に貯蔵されている多糖類のグリコーゲン→体脂肪→筋肉の成分(=糖質→脂質→タンパク質)の順で変わるため、長時間運動をすれば体内の糖質や脂質を使い切ってしまい、筋肉が分解されやすくなります。
これも筋肉が硬くなる1つの要因です。
筋肉が硬くなる原因は(以前にも書きましたが、
①筋肉のエネルギーの問題=筋肉の酸性化→筋肉を動かす(=収縮させる)にはエネルギーが必要です。
筋肉に蓄えられている糖質の一種である筋グリコーゲンが分解して、筋肉のエネルギー=ATP(アデノシン三リン酸)を使用します。
しかし、筋グリコーゲン(糖)の分解時には乳酸も同時につくられます。
この乳酸の生成過程で水素イオンが作られるために、元々中性である筋肉が酸性に傾いて筋肉が硬くなり筋肉が疲労します。要は筋肉疲労の原因は乳酸ではなく、筋肉が酸性になるのが原因で、
酸性化は
無酸素運動≫有酸素運動です。
②筋肉自体の問題=筋肉疲労と再生時の線維化→激しい繰り返しの伸縮運動などにより、筋肉の緊張が取れずに、筋肉が疲労すると、筋収縮はアクチンとミオシンの2つの繊維がスライドして滑り込み運動で収縮するのですが、スライドが充分に出来なくなり筋原線維が短くなって、動く範囲が狭くなって筋肉が硬くなります。
また、筋肉が疲労したままトレーニングを続けてしまうと、筋に小さな断裂が起こって筋繊維が傷みます。筋肉は傷ついている部分を
修復しようとしますが、筋肉疲労の状態では筋肉が硬くなって血管を圧迫しているために、血流障害・低酸素状態の下での修復であるコラーゲン(線維化)で 手っ取り早く筋線維の代わりにしようとします。 そうなると筋肉内に結合組織が増えてしまい、 硬く伸びにくい筋肉になってしまいます。
備考→無酸素運動は瞬発的に大きなエネルギーを必要としますので、常時、筋肉に蓄積されている糖質がエネルギー源として使われます。

参考図→有酸素・無酸素運動エネルギー‐東武スポーツクラブ プレオンせんげんだい
対処法として、具体的には30分以上の心拍数を意識した運動を続けることです。
カルボーネン法では「220-年齢」が最大心拍数です。例えば、30歳の最大心拍数は190となります。
有酸素運動で脂肪が効率よく燃焼するターゲット心拍数(目標心拍数)は最大心拍数の60%~80%です。
①体力に不安がある人→60%
(脳卒中経験者など)
②普通の体力の人→70%
③体力に自信がある人→80%
の運動強度で行うことをお勧めします。
カルボーネン法では
心拍数が220−(年齢)=A値
A値の最大心拍数(60〜80%)=
A値✕0.6〜0.8=あなたの最適な最大心拍数=B値
あなたの最適な最大心拍数=B値
の心拍数が超えないように運動すると良い有酸素運動になる)
例) ②体力に不安がある60歳の人(脳卒中経験者など)→60%
220−(60歳)=160
160×60%=96
(有酸素運動)
60歳なら96を超えないように運動すると、体力に不安がある人(脳卒中経験者など)の最適な有酸素運動になると思います。
最大心拍数の目安に運動すると体内に蓄えてる脂肪を燃焼します
しかし、有酸素運動のやり過ぎると、運動後の筋肉への血流が一時的に増加して、筋肉の中に沢山の水分が送り込まれ、筋線維が太くなるため、全体の筋肉の容量が増えることになります。(筋肉が膨張した状態=パンプアップした状態)
その後、運動後の筋肉内の血流が低下します。 血流が低下すると、筋肉に蓄積された乳酸やその他の代謝物質の除去が遅れ、筋肉が硬くなることがあります。
参考文・図→inbody.co.jp
+HAPINESS magazine+ALLABOUT・柴田 明
ビューティローラー使用時(ジムの規定=1回は15分間・長時間で筋肉が硬くならないように短時間=1回15分間を3〜4回実施)
これは、心拍数は上がらない軽い運動様を繰り返す・強制的・受動的な動かされる有酸素運動状態です。
しかし、有酸素運動でもやり過ぎると、筋肉が疲労して硬くなるので注意が必要です。
①ビューティローラー(筋肉を解し柔らかくする)
②ストレッチマシン(可動域の拡大)
③筋トレマシン(軽く・心拍数を上げてないで軽い反復動作運動=有酸素運動)
④筋トレマシン(重く・負荷をかけ心拍数を上げて筋力アップ=無酸素運動)
⑤クールダウンとして軽い有酸素運動(≒最後もビューティローラーで終わる)
⑥アイシング+マッサージチェアー


保冷剤をA6のジッパーに入れて腹巻きの間に挿入し、その上に腰ベルト(板ゴム付与)・サポーターを装着しています。(麻痺側の腰は機械的刺激にのみにして摩擦熱による必要以上の炎症を抑えるため・特に夏場)
また、保冷袋に入れていたもう一つの保冷剤を腹巻きの中に入れてクールダウンしながらマッサージチェアーを使用しています。

他のジムメンバー方の使用状況もありますので、私は考慮しながら、望ましいこの順番で出来るだけ実施しています。
備考→クールダウンとして軽い有酸素運動とトレーニング後のアイシングを行うとさらに効果的です。
筋トレは、始めは心拍数を上げないように軽い負荷での有酸素運動が望まく理想的ですが、麻痺側の手足は動き難いので、軽い負荷でも激しい運動になってしまって無酸素運動になってしまいがちです。このように麻痺側の筋力アップはとても難しいのです。
脳卒中経験者の麻痺側の筋肉トレーニングについては、殆ど資料がありませんので、私の考えで記載しました。ご指摘があれば宜しくお願いします。

